島田妙子,2016,虐待の淵を生き抜いて,毎日新聞出版.(12.7.2020) 筆者は、子ども虐待のサバイバーである。 小学生でも読める文章なので、被虐経験で生き辛さを感じている人たちに広くおすすめしたい。 生まれた時から極悪の赤ちゃんなんていない。「虐待したらアカン」ことは誰でもわかっている。でも、どうしてもそれをやめられない人がいる。毎年、過去最多件数を更新する日本の児童虐待。「誰でも絶対やり直せる!」という信念のもと、加害者の心に寄り添う著者の愛と希望の言葉―。