大晦日に(おそらく)心筋症で逝ったねこが呼んでいるのではあるまいな。
元気なときは、家中、わたしが行くところ行くところについて回っていた、ここ11年以上の間、もっとも身近にいた動物だ。この喪失感はそうとう大きい。
犬・ねこはしょせん「畜生」。たしかにそうかとも思うし、動物への過剰な思い入れは廃すべきなんだろう。しかし、それでも、痛いものは痛いのだ。
不思議だったことがある。ねこは、死ぬ一週間ほど前から、わたしが寝たあと、やけに冷え込むわたしの部屋の椅子に上って寝るようになった。また、死ぬ(たしか)前日には、寝たきりになったからだを起こして、わたしの部屋に来てお座りをし、じっとわたしを見ていた。「お別れを言いに来たのかな」と思ってたら、次の日、七転八倒、苦しみぬいて、逝った。
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