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本と音楽とねこと

マインド・コントロール

岡田尊司,2016,マインド・コントロール(増補改訂版),文藝春秋.(6.
10.23)

 本書には、催眠術や行動主義心理学等において探求されてきた、驚くべき洗脳の技法が余すところなく紹介されている。
 騙しの手口にひっかからないためにも、これらの技法について知っておくことは有益だ。
 評価の高さが十分理解できる内容である。

理性的な若者をテロリストに変貌させる技術は、国家レベルで長く研究されてきた。アマゾンで部門1位のロングセラー、待望の新書化。
「本書は21世紀の必読書である。」――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦!
問題は、カルト宗教やテロ集団だけではない。自己愛と孤独の現代、マインド・コントロールの罠に落ちる人は、ますます増えるだろう。
古くから暗示や催眠術として存在したマインド・コントロール。その後、心理療法として発展し、ソ連やアメリカにおいては、行動を直接コントロールする「洗脳」技術が国家レベルで研究された。現代ではあらゆる組織、家庭の中ですら、技術の応用が見られる。
心の崩壊と戦う現役の精神科医が、マインド・コントロールする側の特性、されやすい人のタイプ、その歴史、原理と応用など、「騙されたと気付かれずに騙す技術」のすべてを解説する。
2012年に刊行され、各界で話題になったロングセラー、待望の新書化!

第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか
第二章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか
第三章 なぜ、あなたは騙されやすいのか
第四章 無意識を操作する技術
第五章 マインド・コントロールと行動心理学
第六章 マインド・コントロールの原理と応用
第七章 マインド・コントロールを解く技術

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