ず〜〜っと、ではないから良かったけど、
強い雨が何度も降りました。
昨日の作業(通路のもみ殻)のテストが、
早速確認できますね。
まさに梅雨末期の感じ。
でも、今年は何度もこの様な降り方だから、・・・
今度こそ、梅雨明けして欲しいですね。
だって、根菜類はドロッとなって、
出荷どころか、自家用にもならず。
ネギも、乾燥するD畑でさえドロッと・・・
他の畑では、さらに酷い。
カボチャや漬け瓜も散々でした。
大雨に加え、強風で何度もめくれ上がり、
根が露出したりねじれたり。
生育が早かったものは、かろうじて耐えたものもありますが、ごく一部。
しかも、大雨続きで受粉が進みませんんでした。
人工授粉を・・・と思っても、雌花が雨で傷んでて・・・
と、いう状況です。
でも、めげずにお世話を続けてます。
中でも、面白いことになってるのが、
生食可能な、甘くないカボチャのコリンキー です。
数は圧倒的に少ないですが、
かろうじて実がついてる中で、見た目が本来のコリンキー 。(B畑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/17/83907c00eb6e15880374488376a5fd5f.jpg)
完熟かな?
一応、今の雨が止む来週に収穫予定です。
実際に試食して、味もコリンキー になってれば、
種を採って、来年の栽培に使用します。
F1種なので、固定化するわけですが、
今年が一番酷いばらつきが出るはず。
同じコリンキー ですが、こちらはC畑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1c/72870b847b35985d3eee3d3f480a2fa9.jpg)
形や大きさなどはコリンキー そのものですが、
まだ皮が黄色なので、ギリギリ生食できるかもしれないレベルですね。
しかし、1mも離れてないところのコリンキー は、・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/f2/125d11e7fce23a6d99b1ddd1a20b058a.jpg)
母親である、オーストラリア産のB625 と言う品種の形が出たのでしょうか?
(写真は見つからず。)
父親は、日本の打木赤皮甘栗カボチャ。
コリンキー を、そのまま大きくした品種です。
このカボチャが、もし、一般的なカボチャと違う色になったら、
試食の結果次第で、固定化するために採種も考えて良いでしょう。
オリジナルのカボチャが出来ますね。
でも、普通の濃い緑色になったりして・・・
それ以外のコリンキー は、
色はコリンキー の色で、形がもっとラグビーボールみたいになってます。
ロロンという品種に近いですね。
こちらのカボチャも、
厳しい中で最近やっと実がつきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/a0/7c99320b8a4502b12cc4c01468ba079b.jpg)
大きいサイズで、来年は栽培はしない可能性が高いですが、
去年栽培して種を採っておいた、とみふく と言う品種です。
F1ですが、どうなるか見てみたかったので、1株だけ栽培してます。
そして最後は、今年の目玉的存在でしたが、
今のところ散々な出来で、
辛うじて、最近になって受粉出来た様です。
小さいペポカボチャの、錦甘露ミニ南瓜。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/54/4f4df21bea0dd6375bbbb213020ff49a.jpg)
コレは、たくさん栽培してますが、・・・
コレから、もう少し実がついてくれれば救われます。
今年は、いろんな瓜類を栽培して、
来年の栽培品種を決める予定でした。
一切、収穫出来ないのが決定的なものもあり、
おそらくだめだろうもいっぱいあります。
自然相手では、こんな年もあるでしょう。
この様な時でも耐えられる畑にするのが、
今からの私の仕事。
師匠たちの言われる様な作り方をすれば良いのでしょうが、
なかなか難しい。
でも、だからこそ面白いのかな?