結構降ってます雨。
やっぱり、梅雨入り宣言出そうな感じです。
昨日、脱穀しといて正解だったかもです。
この雨では、作業場所に
いつ吹き込んできてもおかしくないです。
今日はおとなしくしてるしかないかな?
乾燥中のニンニクも、
根っこ部分に少しカビが生え始めてるのもあります。
もっと早く、収穫と乾燥しておくように
栽培することが出来れば、その方が良いようです。
(実際、1ヶ月早く植えつけた人もいます。)
ニンニクといえば、
栽培は、さほど難しくない作物ですが、
今回は失敗でした。
しかし、
混植や、実験栽培で色々な場所に栽培した結果、
まあまあのサイズに成長してものもありました。
そこで、色々と調べて、
今の段階で分かった事があります。
栽培場所や、肥料の違いはこうです。
元肥(栽培前に最初に土の中に入れる肥料)を入れて、
追肥(栽培中に土の表面に撒く肥料)も行なった場所。
元肥と追肥は同じですが、
混植用で、畑の中で、条件の違う場所。
(乾燥しやすい場所や水が溜まりやすい場所など。)
春の追肥の時期に効果が現れるように、
植え付け後に米ぬかを撒いたり、
乾燥防止や、雑草防止、寒さ対策も兼ねて、
もみ殻も、少し撒くのは全て同じです。
しかし、結果として一番成績の良かった場所は、
元肥と追肥無しの場所でした。
畑に、どれだけ栄養があるのか試した実験場所ですが、
以外な結果になりました。
去年の懐かしい写真です。

たぬき対策用の、畑の周辺、ニラ栽培予定畝ですが、
去年、台風や大雨の被害後に、高く作り直したり、
二重にしたりした時の写真です。
矢印部分は、すでにニンニクが植えてあって、
芽も出て5cmほど伸びてます。
米ぬかともみ殻が白っぽく写ってる部分です。
(辛うじて分かるかと・・・)
これは、収穫後の同じ場所です。

〇の部分で栽培して、
矢印部分が、一番大きいのが収穫できた場所です。
草だらけの場所で、
溝があるのがわからないレベルですが、
他の栽培場所と違って、この雑草のおかげで
大きなニンニクが収穫できたと思われます。
(実際には、まだまだ小さいサイズですが・・・)
畑に傾斜があり、水はけの影響確認もあるので、
このニラ畝に、あと3カ所、
同じように4つづつ植えておきました。
結果、これらのニラ畝分は、
わずかな米ぬかのみですが、
元肥、追肥ありと遜色はありませんでした。
このニラ畝は、通常の畝よりも雑草が多い場所で、
栽培面積も少なかったので、
草マルチをしっかりとしてました。
その周辺は、乾燥防止にもなるので、
あえて除草も最低限度にとどめてあります。
結果として見た目は悪いですが、
土作りに大いに貢献してくれてます。
マルチした草を避けて土を少し掘ってみたのですが・・・

見た目で明らかに違いがわかるレベルで、
とても柔らかいのです。
これは、就農前に実験してわかってた結果と同じ。
ですので、驚きはしませんが、
やはり嬉しいですね〜。
手で掘れるかやってみると・・・難なく掘れます。

数日晴れが続き、土は乾燥してる場所だらけですが、
この場所は、しっとりと湿ってます。
もともと、土壌分析ほどの栄養不足は問題はなく、
根が張れような土の柔らかさと水分があれば、
この程度には育ったのかもしれません。
小麦の生長の違いに関しては、
除草後に、小麦と緑肥を、そのままタネを蒔いただけです。
畝作りはしてませんし、
表面に、かなり薄〜く有機石灰を撒いただけです。
むしろ、撒いてない場所の方が多いです。
これは、袋を開けて残ってた分を
湿気ってしまうならと、撒いただけで、
量は本当に少ないです。
唯一の違いが、雑草を燃やした灰の違いです。
1・灰を撒いてない。
2・撒いてある。
3・雑草を燃やした場所で、
結果としてたくさん撒いてあることになる。
成長と収穫の良さは、3→2→1の順でした。
しかも、以前、写真付きで書きましたが、
とんでもない違いが出ました。
あくまで、この畑の結果ですし、
経験の無い私の推論です。
たっぷりの草マルチで覆って、
根肥(カリウム)を与えれば、そこそこは育つ・・かな?
いや、そこが足りなかったから、
ダメだったんんでしょう。
しかし、それだけでは足りない部分は、
ちゃんと補ってあげる必要はあります。
細かく観察しながら、
その部分を見逃さない・・事ですね。