”菜園 穏風(のどか)” 自然農で野菜作りに挑戦!

耕したくない。

今、止むを得ず畑を耕して、
雑草を取り除く作業を続けておりますが、
本当は耕したくありません。

もちろん、畝を作った後は、耕さない、
不耕起栽培に入ります。

なぜ、不耕起栽培をしたいと思ったのか?

農業に興味を持ったのは4〜5年前になります。
最初は自給自足のような農業を何気なく見て、
こんな暮らしをしてみたい。
そこが始まりです。

まず、自給自足なんてお金に余裕はありません。
農家として始めるしかありません。
それは構わないのですが、
私にできるのか?そこが重要でした。

まず、土地、お金、技術、知識・・・
時間をかけて調べながら情報収集を3年続けました。

その間に、耕さず土を作物の育つ良い土に
育てることができるのか?
実験しました。

出来たんです。火山灰が降り積もって出来た、
シラスと軽石だけの草も生えないところを、
草が生え、ミミズもたくさんいる土になりました。

1平方メートルぐらいの土地ですが、
周りはコンクリートで囲まれてます。

枯葉をすき込んだ部分と、
枯葉や草取りででた草を、ただ置いただけ
2種類を試しました。

すぐに変化が現れました。
それまで一切、見ることのなかったミミズ。
しかも大きなミミズが、コンクリートの上を
にょろにょろと歩いてるのを、よく見かけたんです。

その時は気にしませんでしたが、
約半年後、土の状態の確認をして見ると、
どちらも明らかに良い兆候が見れました。

枯葉をすき込んだところは、元シラスとは思えません。
草も少し生えてました。

上に置いただけのところはもっと良かったです。
草を除けると、ミミズがいました。

土もシラスから、団粒の土になってました。
ミミズは、匂いでやってきたのでは?
それしか考えられません。

実験の前に自然農のことや、不耕起栽培のことを
知ってから、実験せずにいられなくなって、
やったのですが、見事に成功です。

別に凄いことをやった訳でもないのに、
普通に耕す農業が、農業と思ってましたので、
これで作物がよく育つ。美味しくなる。
農薬も必要としない。などなど・・・

にわかには信じられませんでしたが、
やってみたい、そう思いました。

いきなり農業を始めるよりも、
実際に農家で働いてからと思って、
1年間修行をしました。
どうせなら、無農薬の現場が見たい。
知らない部分が見れるかも・・・

1件だけ、募集がありました。
即、面接をしてもらって1年働いて今に至ってます。

見れました。

今までもお話ししましたが、
見たくないことばかり。

真似したくないことばかり、
いえ、真似してはいけないことばかりでした。


私ですら、それじゃ育たない、枯れる。失敗する。
騙してたんかい?そんな毎日でした。


修行でもなんでもありませんでした。

でも、農業はこんなんじゃない。
それが、3年の情報収集の間に分かってましたので、
そこを辞めた後、今農業をやっていられる訳です。

始めるに至って、
嘘はつかない。
失敗も見せよう。
正直に農業をやろう。


当たり前ですが、その当たり前をやろう。
そう思いました。

栽培方法(農法)も、じっくり時間をかけて、
さらに細かく煮詰めていきました。

農家で働いている時に、私が勝手に師匠にした方の
栽培方法に出会った訳です。

規模の小さな場合の方法でしたが、
これだ!そう思いました。

もちろん、時間をかけて実際に可能かどうか、
じっくりと考え、結論を出しました。

狭い畑なら、今から不耕起で始めてます。
でも、少し試して時間を計算すると、
この面積は厳しい。

苦渋の決断でした。

早く、理想の畑になって、
美味しい野菜を作りたいです。
緑あふれる、楽しい菜園になってほしいです。

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