出荷時期が終わって春を満喫してたら、あっという間に気温が上がってきて、
初夏となりました。
高知は(全国的に、ですかね)近年、温暖化のせいもあってか春が短く
すぐ夏になってしまうという印象なのですが、今年も大体そんな感じです。
今は、エピデンドラムの鉢替えをしています。
正確には寄せ植えで3号ポット苗を6号鉢に3つ入れて植え替えとなります。
3号苗の生育がよい(花芽が多く出ている)ものについては2つにしたりもします。
ここ1ヶ月ほどで比較的姿形のよいものは植え終わりまして、
先週からは植え残した苗をさらに選り分けながら6号鉢にまとめるようにしています。
現在すでに6号鉢になっているものについては、6月まで水やり、施肥、消毒を
繰り返しながら、6月初めから半ばに山上げの予定です。
圃場の確認もしなければならず、なかなか気ぜわしい日々を過ごしています。
さて最近の業界的な話を少々。
地元の運送会社さんが今はまだ据え置きだけど、先々(おそらく)運賃を値上げすると。
テレビや新聞のニュースで時々言われる「物流の2024年問題」というやつですね。
物流に限らないんですが、人手不足が顕著なトラックドライバー。
それに加えての時間外労働の規制上限強化。
運賃値上げもそうですが、これまでどおりの行きたいところへ行ってもらう
というわけにはいかなくなるようでして。
2月だったか3月だったか、当園でも注文に対して配送スケジュールの都合がつかない
という事案がありまして。
たまに起こるそういうことが、これからは通常になっていくのかなと思った次第です。
道路事情もあるんでしょうけど、これからは、A県は行けるけどB県は行けない
なんてことが増えてくるかもしれません。
一応対応策は考えてはいて、例えばですけど、A県の市場に送るので
B県のお客さまにはそちらに買付を入れてもらう、とか。
当園としてはそれが楽でいいんですけど、お客さま側からすると手間ですよね・・・
まだ提案も何もしてませんけど、ゆくゆくはそういう提案もしなきゃいけないのかな、
と思っています。