エピデンドラム こちもも
紫ピンク系のエピデンドラム。
大ざっぱに、桃色、ということが多いですけど、桃というにはちょっと紫が強いかもしれません。
太く作ると、丈が高くなります(当たり前か)。
出荷サイクルから逆算すると、苗の段階からかけられる時間は限られるので、力強くなるもの、ひょろひょろになるもの、差が大きくなります。
そのへんのバラツキは他の品種でも大なり小なりありますが。
この「こちもも」の最大の特徴は、花ではなく花芽のつき方かもしれません。
他の品種は地際もしくはその下の地中から新芽が出来て伸びてきますが、「こちもも」は地表1~2cmくらい上から出る頻度が高いようです。
差し芽をして株を増やすには芽が取りやすいのですが、発芽部から下に伸びる地下茎が出ない(親茎の栄養頼み)ことがあり、その場合、大きく育てば育つほど、親茎が子の分も重量を支えることになり・・・