飛~日記

飛の感じた事をおしらせしま~す!

雪国

2013-12-29 13:23:25 | Weblog
『雪国』と『伊豆の踊り子』共通の美しさと言えば、物の哀れをすぐ思い出される。
私は高校時代からずっと悲劇が好きだ。日本語学部の二年生になる前に川端康成の作品を読むことがないので、シェイクスピアの悲劇や『紅楼夢』をはじめとして中国の伝統的な悲劇やインターネットの悲劇などを読んでいた。
実は、今学期、日本語の『雪国』と『伊豆の踊り子』だけでなく、中国語の『古都』と『千羽鶴』の川端康成の作品を読んだ。全部は悲劇で終わった。
悲劇が好きだから、川端康成の作品を発見した時、新しい大陸を発見するような感じがして、とても興奮している。
川端康成の作品の特徴は小説の筋はあまり込み入らないのに、ゆっくりしていて簡潔でさっぱりしている叙述でも、薄い悲しさが感じられる。こういう薄い悲しさのある作品が高校時代からずっと追い求める美しい物の哀れです。
川端康成の作品を読めば読むほど好きになると思う。それから、もっと多くの川端康成の作品を読みたい。そして、読んだ作品を多くの度数を重ねたい。
作品で川端康成を知り合うのは非常に幸せだ。
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