Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

火の山要塞

2019-11-18 | Weblog

山口の宇部空港へは羽田から飛行機で1時間弱。

そこからレンタカーを借りて下関へ車を走らせる。

 

 

 

 

もちろん山口県は初めてではあるが、中国地方はこれで3回訪れている。

先ずは、関門海峡を見下ろせる火の山という標高300メートルくらいの山を登る。

 

 

火の山山頂から対岸の福岡県が見える。

関門海峡は、下関市のPRビデオに出てくる怪獣が流されるくらい潮流が強いとの事だ。

 

関門海峡も素晴らしいが、この山頂一体は明治時代に築かれた要塞があった。

その跡地として今は整備され公園になっている。

 

もうこれは大好物なので散策してみる。

左から読むのがまた時代を感じさせるが、第三号(?)と一番最初の文字が読めない...。

 

 

 

 

 

少し行くと大きな戦艦大和弾丸なるものが鎮座していた。

説明板にはこの弾丸を40キロも飛ばせたとあるが、本当か?と思ったが、現在は数千キロと考えると納得できる。

瀬戸内海で、砲弾の火薬処理をしているときに見つけ、それを引きあげたとの事。

 

 

 

さらに進むと、アヤシイレンガ造りの建造物が出て来た。

 

 

 

 

 

 

階段を登ってみよう。

 

すると、その上は榴弾砲の跡が残っていた。

榴弾砲本体はもちろん跡方も無くなっているが、実際に見てみたいと思う。

 

 

 

 

下へ降りると、更に半地下の様な場所が有りそうなので階段を下りてみる。

 

 

 

 

 

 

要塞らしく入り組んだ場所を進むと、倉庫か部屋のようなレンガ造りの建物があった。

 

 

 

 

一つ一つの部屋は暗そうだが、反対側が開いているので中に入って見る。

外からの灯りが微量に入ってきて、これがまた神秘的だ。

 

 

 

かまどの様なものが有ったり、ここで衣食住をしていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

遠くから子供のはしゃぎ声と、時たまトンビの鳴き声がしてくる。

 

昔は要塞であったが、今は近くに滑り台などがある児童公園にもなっているのだ。

その他の砲台は、ロープウェイの設置によって排除されてしまったらしい。

 

あ、そうそう、門司と下関を結ぶ関門橋を渡る気満々であったが、一般道では海峡の地下であったので関門橋を渡る事は無かった。

関門橋はどうも高速道路であるとは知らなかった。

 

 

 

 

そして、下関から門司へ行き、部崎灯台を見に行った。

 

灯台をめぐる旅

 

 

 

 

 

 

 



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