セレブ令嬢誘拐事件

マスコミを賑わせたセレブ令嬢誘拐事件。
今や高級住宅街に一軒家を構え、高級外車を乗り回す
母親＝有名美容外科医さんは
「夫と離婚しなければ娘はメイドに顔を洗わせるくらいの
贅沢な生活が出来たのだから、私も医者になって娘を
幸せにしたい」
とのたまっていたそうな。

う～ん、メイドさんに顔を洗ってもらうってのは....
まあ、それは価値観の問題でしょうから何とも言いようは無いけれど
誘拐犯はお嬢さんの事をテレビで知り、写真を持っていたらしいです。

テレビでは豪邸を紹介し、高級車をご披露し、
「時給は100万円」とさらりと言ってのけ...
確かに離婚して、女手ひとつでここまで築き上げたという事は
素晴らしいけれど、もし彼女が娘ともどもテレビに出演しなければ
今回の誘拐事件は無かったわけで。
確かにテレビ出演を申し込んだマスコミ側にも責任はないとは
言い難いけれど、「お断り」という選択もあったでしょうに。

でも、世間ってセレブ女医さんが想像するより複雑だったんです。
「まぁ～素敵ねぇ」「よくぞ女手ひとつでここまでやったわ」と
褒め称えてくれる人ばかりではないということですよ。
「あの家は超金持ちだから、お嬢様を誘拐すればお金になる」と
もくろむ、恐ろしい人たちもいるんですね。

日本＝平和、という図式は崩れつつあります。
札束を見せびらかして歩くような、無用心すぎる行動は
慎まなければ.....
でも、お嬢様、無事ご帰宅できて何よりでした。
今度から外出するときは防犯ブザーを携帯しましょうね。