先日お伝えしました、キャンドルライブオリジナル地酒‘雪んちゅ’。
‘雪んちゅ’を作ってくださいるのは、隣市(南魚沼市・旧塩沢町)の高千代酒造さん。
湯沢の「雪んちゅ(湯沢を愛するメンバー)」が作業工程の一部をお手伝いし、高千代酒造さんが大切に大切に育ててくださった“雪んちゅ”の発酵が順調に進み、いよいよ搾りの時期を迎えましたので、参加してまいりました。
高千代酒造さんは、6月6日のブログでご紹介した‘酒屋の酒蔵めぐり’でお邪魔した酒蔵です。
高千代酒造
入るとすぐ、酒米が積まれています。
食の安全が問われている昨今・・・酒にも事故米が使われている? と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、高千代酒造はまったく問題ありません。
今回、地酒“雪んちゅ”の原料米である「一本〆」については、全量が契約栽培米だそうです。しかも、種は、高千代酒造の田圃で自家栽培しているそう。
高千代の酒造りへのこだわりが見える、田圃です。
こちらは、2008年6月6日の一本〆苗の状況
(高千代酒造田圃にて撮影)
さてさて、本蔵へ。
日本酒の神様である松尾さまにご挨拶。
酒母(しゅぼ)タンクを眺めながら歩きます。
酒母タンクの中身を拝見。
ここでは、質の良い酵母を育てます。酵母が麹を食べて発酵するため、質の良い酵母は発酵に重要な役割を果たすのです。
酒母タンクの脇を通り抜け、麹室(こうじむろ)へ。
温かい麹室で、3泊4日ほど寝かせるそうです。
「一麹、二もと、三造り」と言われるように、酒づくりの鍵となるのが麹で、麹のでき次第で酒の質も左右されるといわれています。
「他の蔵では、大吟醸などの場合にのみ、この大きさ(小さいサイズ)で作るのですが、高千代はすべての麹をこの大きさで手作業で作っています。」
小さな蔵ならではの、手作りの酒造り。
この麹は、一本〆のもの。この麹は、「巻機」になる予定。
温度によって発酵がかわるので、ひとつひとつ温度計が立てられています。
温度30度
温度計だけに頼るのではなく、杜氏の長年の勘によって管理されている麹室です。
麹室をでてから、麹を試食させていただきました。
かむと・・・「甘~い」。しっかりとした甘さが広がります。
甘酒みたいで、ちょっとびっくり
タンク室へ
撹拌中
今朝満タンだったタンクの中のもろみ(雪んちゅ)は搾りの行程へ。
タンクからチューブで搾り室に運ばれ、酒と酒粕が分かれます。ここまで白かったもろみが、搾りによって透明に近くなります。
残り僅かの雪んちゅ・・・最後に撹拌を・・・
このタンクの中は、酸素がありませんので、中をのぞきこむと酸欠になってしまうのです。
注意深く撹拌します。
搾りあがった酒‘雪んちゅ’は、またチューブで近くのタンクに溜まっていきます。
さきほどのタンクの中の白いお酒が、こちらにきたときは透明感のあるお酒に・・・。
タンクの下も見せていただきました。保温しています。
搾りあがったばかりの‘雪んちゅ’を瓶詰しています。
今年発売する雪んちゅの中で、限定1本は、なぐー手詰めの‘雪んちゅ’が入っているかもしれません。
というのは、冗談です。
万が一にも、雑菌が入るわけにはいかないので、製品の瓶詰はここ↓で行います。
ガラス越しに撮影。
そして、さきほど自分で瓶詰した‘雪んちゅ’はどこにいったかというと?
「う~ん、いい出来だ。」
高千代酒造さんのご自宅に招かれ囲炉裏を囲んで試飲会。
実はこれより前、蔵にて搾りたて・出来たての‘雪んちゅ’を試飲いたしました。
炭酸水のようなピリッとした刺激が一瞬したあと、ぶわっとフルーティーな香りが口の中いっぱいに(鼻の奥に抜けるようにも)広がり、まるでお花畑に顔をうずめているみたいな感覚。
生原酒であり、18度ほどのアルコール度数のお酒ですが、一気に杯を傾けてしまいました。美味しい。
そして、今また囲炉裏を囲んで、さっきしぼったばかりの‘雪んちゅ’を頂きます・・・。
高千代酒造 杜氏のあべさんと、蔵人、雪んちゅ(私たちキャンドルライブメンバー)で、専務手作りの料理(煮物や、鯵の炭火焼、自家製野菜たっぷりの大鍋、きんぴらごぼう、炊き込みご飯などなど)を頂きました。
すべて手作りの高千代酒造さんならではの、おもてなしもすべて手作りの心温まる料理。 大鍋の中の野菜は、ほとんどが専務が畑で作ったものだとか。
囲炉裏と、心づくしのお料理、出来たばかりの美味しい‘雪んちゅ’を飲みながら、高千代酒造の酒造りの想い・キャンドルライブへの想い・・・などなどみんなでアツく語り合いました。
そこで、ファンを大切にする高千代酒造では、年に数回イベントを開催していることを知りました。
※以下イベントは、高千代酒造公式HPより一部抜粋です。
【年間イベント】
・巻機奉納登山:仕込み水の源「巻機山1967m」に登り、今期仕込んだ酒を山頂に奉納し感謝します。
〔4月〕
・蔵開き:酒蔵を一般に開放します。利酒マッチングや旬の山菜を使ったおつまみもあります。当日限定「蔵開きの酒」も好評です。
〔5月〕
・五月まつり:全国高千代ファンの集い。高千代のお酒を酌み交わし語らい笑って過ごす1日。
〔5月~9月〕
・田植え・稲刈り:酒米「一本〆」(いっぽんじめ)にこだわる高千代酒造。自家栽培田では蔵人、社員一同、そしてお手伝いに駆けつけてくださる酒屋さんや、ファンの方々と共働で田植え、稲刈りを行っています。
さてさて、飲み口がいいのでどんどん進みますが度数も高いのでお水も飲みながらお酒をいただきます。
円水。
高千代酒造では、透明感のある巻機(まきはた)の伏流水を仕込みに使っており、
大自然の中でゆっくりと濾過されたpH6.1の超軟水で、味がとてもキレイで飲みやすいです。こちらの水‘円水’は、スペインでも売られているそうです。
国内名水めぐり 南魚沼市 高千代酒造 「円水」
まるで、祖父母の家にいるかのような穏やかで温かくて楽しい時間が過ぎてゆきました。
なぐー、今日のひとこと。
高千代酒造の皆様のおかげで、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
高千代酒造は、昔ながらの酒造りを大切にした地元が誇れる蔵なのです。今回、なかなか入ることの許されない蔵の中を御案内いただき、一緒に酒造りをさせていただくことが出来ましたのも、本当にありがたいことだと思っています。
来年は、米作りから参加させていただきたいと思います。
自分たちが酒造りにかかわれたことで、昨年以上に、雪んちゅに愛着がわいています。よりたくさんの人に飲んでいただきたいと心から思いました。
みなさま、
湯沢にお越しの際は、ぜひ‘雪んちゅ’を飲んでみてくださいね。
記念撮影
湯沢の魅力を沢山の人にお伝えしたくて、
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‘雪んちゅ’を作ってくださいるのは、隣市(南魚沼市・旧塩沢町)の高千代酒造さん。
湯沢の「雪んちゅ(湯沢を愛するメンバー)」が作業工程の一部をお手伝いし、高千代酒造さんが大切に大切に育ててくださった“雪んちゅ”の発酵が順調に進み、いよいよ搾りの時期を迎えましたので、参加してまいりました。
高千代酒造さんは、6月6日のブログでご紹介した‘酒屋の酒蔵めぐり’でお邪魔した酒蔵です。
高千代酒造
入るとすぐ、酒米が積まれています。
食の安全が問われている昨今・・・酒にも事故米が使われている? と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、高千代酒造はまったく問題ありません。
今回、地酒“雪んちゅ”の原料米である「一本〆」については、全量が契約栽培米だそうです。しかも、種は、高千代酒造の田圃で自家栽培しているそう。
高千代の酒造りへのこだわりが見える、田圃です。
こちらは、2008年6月6日の一本〆苗の状況
(高千代酒造田圃にて撮影)
さてさて、本蔵へ。
日本酒の神様である松尾さまにご挨拶。
酒母(しゅぼ)タンクを眺めながら歩きます。
酒母タンクの中身を拝見。
ここでは、質の良い酵母を育てます。酵母が麹を食べて発酵するため、質の良い酵母は発酵に重要な役割を果たすのです。
酒母タンクの脇を通り抜け、麹室(こうじむろ)へ。
温かい麹室で、3泊4日ほど寝かせるそうです。
「一麹、二もと、三造り」と言われるように、酒づくりの鍵となるのが麹で、麹のでき次第で酒の質も左右されるといわれています。
「他の蔵では、大吟醸などの場合にのみ、この大きさ(小さいサイズ)で作るのですが、高千代はすべての麹をこの大きさで手作業で作っています。」
小さな蔵ならではの、手作りの酒造り。
この麹は、一本〆のもの。この麹は、「巻機」になる予定。
温度によって発酵がかわるので、ひとつひとつ温度計が立てられています。
温度30度
温度計だけに頼るのではなく、杜氏の長年の勘によって管理されている麹室です。
麹室をでてから、麹を試食させていただきました。
かむと・・・「甘~い」。しっかりとした甘さが広がります。
甘酒みたいで、ちょっとびっくり
タンク室へ
撹拌中
今朝満タンだったタンクの中のもろみ(雪んちゅ)は搾りの行程へ。
タンクからチューブで搾り室に運ばれ、酒と酒粕が分かれます。ここまで白かったもろみが、搾りによって透明に近くなります。
残り僅かの雪んちゅ・・・最後に撹拌を・・・
このタンクの中は、酸素がありませんので、中をのぞきこむと酸欠になってしまうのです。
注意深く撹拌します。
搾りあがった酒‘雪んちゅ’は、またチューブで近くのタンクに溜まっていきます。
さきほどのタンクの中の白いお酒が、こちらにきたときは透明感のあるお酒に・・・。
タンクの下も見せていただきました。保温しています。
搾りあがったばかりの‘雪んちゅ’を瓶詰しています。
今年発売する雪んちゅの中で、限定1本は、なぐー手詰めの‘雪んちゅ’が入っているかもしれません。
というのは、冗談です。
万が一にも、雑菌が入るわけにはいかないので、製品の瓶詰はここ↓で行います。
ガラス越しに撮影。
そして、さきほど自分で瓶詰した‘雪んちゅ’はどこにいったかというと?
「う~ん、いい出来だ。」
高千代酒造さんのご自宅に招かれ囲炉裏を囲んで試飲会。
実はこれより前、蔵にて搾りたて・出来たての‘雪んちゅ’を試飲いたしました。
炭酸水のようなピリッとした刺激が一瞬したあと、ぶわっとフルーティーな香りが口の中いっぱいに(鼻の奥に抜けるようにも)広がり、まるでお花畑に顔をうずめているみたいな感覚。
生原酒であり、18度ほどのアルコール度数のお酒ですが、一気に杯を傾けてしまいました。美味しい。
そして、今また囲炉裏を囲んで、さっきしぼったばかりの‘雪んちゅ’を頂きます・・・。
高千代酒造 杜氏のあべさんと、蔵人、雪んちゅ(私たちキャンドルライブメンバー)で、専務手作りの料理(煮物や、鯵の炭火焼、自家製野菜たっぷりの大鍋、きんぴらごぼう、炊き込みご飯などなど)を頂きました。
すべて手作りの高千代酒造さんならではの、おもてなしもすべて手作りの心温まる料理。 大鍋の中の野菜は、ほとんどが専務が畑で作ったものだとか。
囲炉裏と、心づくしのお料理、出来たばかりの美味しい‘雪んちゅ’を飲みながら、高千代酒造の酒造りの想い・キャンドルライブへの想い・・・などなどみんなでアツく語り合いました。
そこで、ファンを大切にする高千代酒造では、年に数回イベントを開催していることを知りました。
※以下イベントは、高千代酒造公式HPより一部抜粋です。
【年間イベント】
・巻機奉納登山:仕込み水の源「巻機山1967m」に登り、今期仕込んだ酒を山頂に奉納し感謝します。
〔4月〕
・蔵開き:酒蔵を一般に開放します。利酒マッチングや旬の山菜を使ったおつまみもあります。当日限定「蔵開きの酒」も好評です。
〔5月〕
・五月まつり:全国高千代ファンの集い。高千代のお酒を酌み交わし語らい笑って過ごす1日。
〔5月~9月〕
・田植え・稲刈り:酒米「一本〆」(いっぽんじめ)にこだわる高千代酒造。自家栽培田では蔵人、社員一同、そしてお手伝いに駆けつけてくださる酒屋さんや、ファンの方々と共働で田植え、稲刈りを行っています。
さてさて、飲み口がいいのでどんどん進みますが度数も高いのでお水も飲みながらお酒をいただきます。
円水。
高千代酒造では、透明感のある巻機(まきはた)の伏流水を仕込みに使っており、
大自然の中でゆっくりと濾過されたpH6.1の超軟水で、味がとてもキレイで飲みやすいです。こちらの水‘円水’は、スペインでも売られているそうです。
国内名水めぐり 南魚沼市 高千代酒造 「円水」
まるで、祖父母の家にいるかのような穏やかで温かくて楽しい時間が過ぎてゆきました。
なぐー、今日のひとこと。
高千代酒造の皆様のおかげで、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
高千代酒造は、昔ながらの酒造りを大切にした地元が誇れる蔵なのです。今回、なかなか入ることの許されない蔵の中を御案内いただき、一緒に酒造りをさせていただくことが出来ましたのも、本当にありがたいことだと思っています。
来年は、米作りから参加させていただきたいと思います。
自分たちが酒造りにかかわれたことで、昨年以上に、雪んちゅに愛着がわいています。よりたくさんの人に飲んでいただきたいと心から思いました。
みなさま、
湯沢にお越しの際は、ぜひ‘雪んちゅ’を飲んでみてくださいね。
記念撮影
湯沢の魅力を沢山の人にお伝えしたくて、
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チョー早いアップ、恐れ入ります
それから高千代の皆様、本当に有り難うございました。
凄く楽しいひと時でした。
「雪んちゅ」美味しかったです。
皆様、ご期待ください。
もうすぐ、販売開始です。
また、高千代酒造の皆様誠にありがとうございました!
素人の人間を造りの現場に立ち合わせて頂けるとは・・・頭が下がる想いですm(__)m
少人数で手造りにこだわり地元ならではの銘酒を醸している「高千代酒造」が責任を持って仕込んだ頂いた「雪んちゅ」(我々が一部参加^^)
雪国湯沢の景色をイメージして造って頂きました、我々の自信作です
こちらにおいでの際には、ぜひご賞味下さい
ちなみに発売は11月下旬頃となります
よろしくお願い申し上げます!
なぐぅちゃん、報告ありがとうね
当日は作業のみの予定でしたが、しぼりたての『雪んちゅ』を目の前にあっさり変更〃たっぷり堪能♪
美味しいです!!
蔵でのしぼりたては炭酸?のピリッとした感じもありました。
個人的には後味のしっかりした日本酒らしいキク!お酒だなぁと思いました。
その後、囲炉裏を囲んで手料理☆☆☆と手造りの出来たてのお酒☆☆☆最高の贅沢です!
わずかな間に『雪んちゅ』の炭酸も多少抜け、とても日本酒に合うシチュエーションでおもてなしを受けお酒も更に美味しく美味しく感じました◎
心まで暖かく柔らかくなるようでした。
昔ながらの家や囲炉裏っていいですね。欲しいです。
なんか目的も忘れて大満足してました。
ありがとうございました。
☆みなさーん『雪んちゅ』おいしーですよ~☆