rideshare(ライドシェア)
ライドシェアの普及が車需要の減少につながる?かをめぐって議論がある。
ライドシェア+自動運転 → ロボットタクシー(ボルボがウーバーとの間でロボットタクシーの供給契約を結んでいる 2017年11月)
タクシー業界 不要化する? 個人が車を保有する意味はさらに低下する?
車は保有するものではなく 使いたいときに呼び出すものになるなど。
しかしその立役者 ウーバーテクノロジーズを見ると、ライドシェアはそれほど、バラ色には見えない。ウーバーテクノロジーズ(UBER)2009創業(2014日本でもサービス開始)このウーバーを持ち上げる記事もあるがどうも、批判の方が多いようだ。もともと法規制逃れがこのサービスの本質。それゆえにウーバーはいろいろな問題を世界で起こしている。日本の報道はどうもこうした否定的側面をとりあげず、プラスの側面だけを伝えている。
中国では滴々が配車アプリ最大手。ウーバーの中国ビジネスも買収したとされる。しかしそのサービスでは繰り返し殺人事件が起きて問題になっている。
2018-08-09 ニューヨーク市議会 配車サービスで営業台数制限する条例を可決 2018年8月 ニューヨーク市議会が配車サービスの台数制限に乗り出したことが注目される。ネットをみるとNYでライドシェアを利用した利用者と称するひとたちの書き込みがあるが、どうも安っぽい宣伝臭がして。でも以下は信頼できそう。ニューヨーカーがタクシーよりUberを使う理由2017-06-18 アメリカのライドシェアの現状2018-02-19 (NYについてみると2017年にはライドシェアの台数がイェローキャブを超えている。つまりは社会の足としての認知は相当に進んでいる。) 問題はそうした状況の中で、今回規制が実現したことをどう考えるかではないだろうか。
タクシー会社などに配車サービスとして認める(日本 なおウーバーは台湾、タイやシンガポールなどでタクシー会社との連携進めている。しかし監督当局やタクシー業界と対立を繰り返した結果、各国の法規制を無視する傲慢な企業のイメージが消えなくなっている。問題はこの企業の法やモラルを守らない姿勢は、タクシーに関係する法規制だけではなく、さまざまな道徳的問題に及んでいるということだ。法規制に対抗するという姿勢が、このようなモラルに欠けた企業文化につながっているのではないか? ではライドシェアという考え方そのものはどうなのだろうか? すでに起きている問題からすると、ライドシェアそのものにも乗客の安全の確保、個人情報の流出など、いろいろな問題がありそうだ。このウーバーを持ち上げるネット上の記事はウーバー自身が創作しているように思われる。)
ウーバーの落とし穴 個人情報が筒抜け 2014-11-27 電話番号などの情報が抜かれることが指摘されている
ウーバー 米国で視覚障碍者の乗車拒否で訴訟 2015-04-22
ウーバー イギリスの雇用審判所がウーバーのドライバーを独立事業者でなく従業員と認定 2016-11-16
ウーバー 経営上の課題 旅客運送法規制逃れ・事故時賠償責任不明確など 世界各地で営業停止 提訴を受ける 大前研一 2016-12-20
ウーバーに起こっている問題 2017-03-22 同様のアプリ間で競争が起こり ウーバードライバーは利益を出せなくなっている ウーバーは手数料として40%を取っている。
営業許可がないドライバーを検挙(香港 2017年5月)
フィリピンで1ケ月の営業停止処分(フィリピン 2017年8月)
ウーバーを米司法省が調査 海外腐敗行為防止法違反容疑 2017-08-30
ロンドン市交通局 ウーバーの営業免許更新を拒否 2017年10月
ウーバー 個人情報5700万件の流出を1年間隠蔽 2017-11-22
ドライバーと乗客をつなぐ情報サービスではなく 運輸サービスと認定(EU司法裁判所 2017年12月)
2018-01-07(2018-08-09更新)