Entrance for Studies in Finance

急伸する格安スマホ:スマホ版LCC

MVNO:mobile virtual network operator仮想移動体通信事業者 大手携帯から回線容量を借りて 月額900円程度の通信料で
2001開始。現在は大手4社 NTTコム インターネットイニシアテイブ NECビッグローブ 日本通信
携帯市場の競争促進策(ドコモがKDDIの半額程度) ネット利用に特化した2台目に適する
  2008年頃から参入 全国で300社あまり 契約件数500万件(2013年末)
  2010 SIMカードの登場
  2013 NTTコムの参入+スマホブームでブーム化
  2013/09 ドコモが米アップルのiPhoneの発売を決めたことから競争激化へ
  2014/01 総務省が回線使用料引き下げ方針
  2014/04 最低料金を下げデータ量引き上げ
  問題の背景:乗り換える人へのキャッシュバックの源資を長期ユーザーが負担(通信料高止まり)
        → 2014/04 キャッシュバック自粛へ  
        少ししか使わない人の使用量が割高

MVNOのSIMカード+SIMフリーの端末 3Gが主流

MVNOの市場規模 2013年度4710億円 2016年度7680億円見込み

携帯のLCC

IIJ 2014年3月 もっとも安いプランは月1900円 LTE使える。
イオンが参入 2014年4月ネクサス4(グーグル―韓国LG電子)+日本通信(MVNO)
       低速のため動画の閲覧には不適
       24ケ月 2980円 その後は1560円の通信料だけ 携帯電話のLCC

       2014年7月通信速度遅いが端末+通信サービス料金で1980円。 

       2014年12月発売の端末なら月2880円(富士通の高品質モノ) 

       2014年12月 タブレット月税別3580円

ビッグカメラ 端末とデータ通信で月2530円  
ヨドバシカメラ  端末とデータ通信で月979円(税込 低速のみ)

ワイモバイル(旧イーアクセス) 月2980円 LTEも使える イーモバイルとウイルコムをワイモバイルに切り替える(2014年8月)

NTTれぞなんとLTE対応の高速スマホを月1980円で(2014年8月)。

ヤマダ電機格安スマホに参入 月3000円前後(2014年8月)。LTE使える。

楽天 データ通信で1250円 2014年10月参入発表。楽天モバイル。標準的モデルは2200円と大手の3分の1.端末は台湾のエイエース製

ヨドバシカメラ LTEが使えて1980円(2014年10月)

KDDIが格安スマホの販売を始めると発表した(2014年12月)。


格安スマホ
これからのスマホは100ドル程度になると見られている。中国 インド インドネシアなど新興国市場が爆発適に拡大するためだ。

MVNO契約数が急伸 2014年9月末大手6社で約93万件(中小合わせて100万台突破)

25ドルスマホ 米モジラ財団が2014年2月に構想を公表 130万画素のカメラ ソフトはモジラ財団のファイヤーフォックスOS 中核半導体は中国の展讯通信(スプレッドトラム) 2014年2月のMWCで構想示される。

ノキアによる220の構想 29ユーロ(4100円)

サムソン(グーグル アンドロイド) アップル(iOS)に対して 華為技術(ファーウエイ) 中興通讯(ZTE)が追う構造のスマホ市場
主流OSに対して非主流OS(ファイアフォックス タイゼン ウインドウズ)が競争を仕掛けている側面

中国ではネットに特化した販売で 北京小米科技(シャオミ)のスマホが売れている
サムソン レノボ 華為 クールパッド シャオミ アップル
シャオミ小米の製品で安いものは699元(1万5000円ほど)

台湾のエイエース(華碩電脳)は99ドルスマホを掲げる(2014年5月発売予定Zenfone4)

インドでの売れ筋は50ドル前後の中国からの輸入品
2013年の首位は韓国サムソン 2位のマイクロマックスは60-80ドル程度で付加価値の高い製品を目指している3位ニカルボン。

メデイアテック(聯発科技)
こうした低価格スマホ向けの格安半導体の供給で注目されるのが台湾のメデイアテック(聯発科技)だ。同社はファブレス。米クアルコムより3-5割安が売り。なおメデアテックは2014年2月には
メデイテックの生産委託先は台湾積体電路製造(TSMC)と聯華電子(UMC)

メデイアテックは中国のスマホやインドのスマホ のそれぞれの現地メーカーに低価格半導体を提供。
またスマホメーカーにレファレンス(推奨部品をのせた設計図)ヲスマホメーカーに提供。
スマホメーカーを支援する役割もはたしている。
さきほど述べたシャオミのスマホ紅米。これはチャイワンとよばれる中台企業連携の象徴
LSIを聯発科技が設計 TSMCが生産。液晶パネルは友達光電AUO
そのほか部品供給の台湾メーカーは34社 組立は海精密工業Gなど台湾2社の中国工場

華為技術(ファーウエイ) 通信会社向け情報システム事業(首位は米シスコシステムズ)
             通信会社向け設備保守事業(首位はスエーデンのエリクソン。携帯端末事業を売却して再起ねらうノキアと次点競う)
             背景 製品販売などハードは低価格化が進行
             すでに売上の7割を海外で稼ぐ国際企業 米国との摩擦の中 米国以外への進出急ぐ

             2014年6月 日本frSIMフリー端末を発売。
小米 2010年4月設立 雷群CEO

中国通信機器メーカー
 最大手は華為技術。専業メーカーでは世界首位。1987年創設。トップ(CEO)は任正非氏。
 任氏の経歴に軍歴があることから米国がファーウェイを警戒している
 当初は農村で低価格機販売
 1997年から海外展開 最初はロシア ブラジル 
 1998年からアフリカ各地
 2005年からrボーダフォン ブリティッシュテレコム テレフォニカなどから大型発注受ける
 日本ではソフトバンク NTTドコモなどに納品 
 2014年の世界出荷台数を2013年比1.5倍の8000万台として世界第三位を目指す。
レノボは7000万台(13年5000万台)目指す。
 ソニーの目標は6000万台前後(同4200万台)

 店舗に比べコストを3割程度削減できるネット通販で伸びる
 中低価格ブランドに「栄輝」
 価格帯はiPhoneの3分の1から5分の1

 チャイワン サムソンを追撃始める スマホの世界シェア 
   2014年4-6月(1-3月) 台湾トレンドフォース調べ

サムソン電子31.4(34.9)
アップル  11.9(13.6)
  レノボ        8.1(7.5)
LG電子        5.7(4.4) 
  ファーウェイ 5.3(5.2)
  小米 北京小米科技  4.5(4.0)

システムLSIの大手 聯発科技 メデイアテック
  半導体受託生産最大手 台湾積身体電路製造TSMC 

2014年ノスマホの平均価格259ドルの見通し 前年比14%矢う 

アンドロイド(グーグル)かiOS(アップル)か
格安スマホの普及で基本ソフト、アンドロイド(グーグル)のシェアが高まっている。グーグルはOSは無償で供給。アプリヤコンテンツの販売ヤネット広告を収入源としている。2013年に世界では78.6%(9.6%増)。他方でiOSは15.2%減少の15.2%(米IDC調べ)。iOSは米国や日本でなお40%程度のシェア。2社に対抗できるのは、MSが後ろにいるウインドウズフォン。ソレニブラックベリが展開するブラックベリOS. 
 タブレットの世界でもiOSで減少傾向にある。代わって普及したのがアンドロイド。日本ではiOSは4割程度。残りはアンドロイドだ。2013年末現在)。グーグル自身がネクサスを開発。アップルのアイパッドと争っている。
 グーグルはこれまでアップルとOSの普及で争ってきた。また特許訴訟でも熱心だ。米国では訴訟専門とする特許専門会社が、パテントトロールと呼ばれる訴訟合戦の主役になっている(2014年5月16日 両者は特許訴訟での和解がついたと報道される)。グーグルは米モトローラ買収やIBMから大量の特許を獲得している。それはアップル対策そのものだが特許訴訟回避の方法でもある。特許訴訟はコストの高騰。
 パソコンのOSでは、ウインドウズかクローム(グーグル)か。クロームはグーグルによるインターネット上のサービス(文書の保存 文章や画像の編集)をフル活用した。
 グーグルはOSに集中するとして、いったん2012年5月に125億ドルで買収したモトローラの売却をきめている。モトローラ買収は特許の取得が目的だったという。他方、モトローラを29億ドルあまりで買収するのはレノボである(2014年1月)。レノボは2005年に米IBMのパソコン事業を買収。ただパソコンハスマホに押されている。モトローラ買収と合わせてIBMから23億ドルでサーバー事業買収を決めている。レノボはパソコンとスマホの両面でシェア拡大を急ぐ方針。

 2013年7~9月期世界シェア
 サムソン電子31.4%
アップル13.1%
華為技術4.8%
レノボ4.7% 低価格品で成長 パソコンで世界首位
LG電子4.6%
酷派4.1%
ソニー3.5%
 ノキア3.4%
 中興通訊3.2%
その他27.2%

 2013年7-9月 中国市場販売台数シェア
 サムソン18.4%
レノボ12.5%
 クールパッド10.0%
華為9.4%
・・・・
 アップル2.5%
 ・・・・
 小米 2.5% 中国のアップルとよばれる 13年1870万台 前年比2.6倍
       2014年には最低でも4000万台 「紅米」

中国の携帯電話
 最大手が中国移動通信集団

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