Entrance for Studies in Finance

Soeur Sourire (2009)

 Stijin Coninx監督 Cecile de France主演。どこまでが事実でどこから脚色なのだろうか。彼女の映画化もこれが最初ではないようで1966年にSinging Nunと題した映画化がある。1980年代に入ってから彼女は確かに自殺している。映画の中の彼女の生き方は不器用で回りの人たちを巻き込んで自らも傷つけてゆく。
 Jeannie Deckersは1933年生まれ。美術学校で学んだあと教壇に一時立つ。修道院に入りそこでギターを学び音楽の才能が周囲に認められる。周囲の支援を得てsoeur sourire(smiling sister)という芸名でDominiqueの歌が1963年に記録的にヒットする。収益の多くは修道院に寄付。1967年に修道院を離れLuc Dominiqueという名前で芸能活動をするが成功しなかった。その後、終生のパートナーAnnieとともに自閉症児のための学校を営む。1970年代後半になってから追徴課税をベルギー政府が提起。収益の多くは修道院に寄付したと主張したものの証拠がないとして認められず経済的苦境に陥った。教会やレコード会社は、彼女を助けなかったのだが、映画の中でも彼女は、教会やレコード会社と対立している。才能はあるが自己主張も強い。客観的にみて修道女として博した人気でありながら、そのことを彼女自身が分かっていなかったのではないかと思える。1982年に芸能活動再開を目指すが失敗。1985年にAnnieとともに自殺した。彼女の生涯はその後1996年にオフブロードウエイで芝居になり、ここでも教会関係者から批判が出された。さらに2006年にはミュージカル化された。そして2009年、彼女の生涯は再び映画化された。映画は彼女のこうした「複雑な」歩みを描いている。

the singing nun wiki film
bande annonce soeur sourier
Soeur Sourire trailer

Entre les Etoiles
tous les chemin Jeanneの写真がいろいろ入っている。
about her life 1985年の自殺に至るまで。映画とは違った素顔が見える。
the singing nun

originally appeared in July 11, 2010
corrected and reposted in July 30, 2011


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