前年同期比ではエイサー2.6%増、HP1.3%増、レノボ1.2%増、東芝0.3%増、デルは1.3%減だった。
不況で法人需要が低迷するなか、低価格ノートパソコン(画面サイズで10型以下。08年6月にHPが、続いて08年8月にエイサーが参入)が大きくシェアを伸ばした。同社はモバイルPCに資源を集中する戦略。販売はダイレクト販売(セイキュアなウェッブサイトの構築と運用が必要、配送システムの構築必要)を行わず、店頭売りに集中している。09年6月にはバッテリー駆動時間8時間を実現したAspire Timelineシリ-ズを市場投入した。
2009年10月30日のエイサーの発表では、7-9月期の連結売上高は前年同期比5.3%増。最終利益は14.0%増。2010年にノートパソコン市場で世界シェア1位になる目標を示した(従来は2011年までにノート型で世界1を目指すとしていた)。台湾には2位にアスース(華碩電脳)がいる。アスースは2007年にネットブックを初めて市場に投入したメーカー。2011年にノートパソコン市場で世界第3位になる目標を示した(日本国内ではアスースと日本エイサーの2者がほぼ市場を2分割している 2008年BCN調べ)。
ミニノートの低価格化 タタ自動車の低価格自動車戦略と農民の反乱
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