今日も今日とて

今日も今日とて、代わり映えのない毎日でも
残りの人生が穏やかでありますように。

それぞれの心の傷

2016-09-12 | 暮らし

毎月の出張先で

お知り合いになったかたがいます。

昨日初めてお年をたずねたら

私より3つ年上のかたでした。

いつも明るく私のつまらない冗談にも

笑顔で接してくださる優しいかたです。

月に1回しか会わないからこそ

気軽に仕事の愚痴も語ることもできたりして

会えることが気の重い出張の

貴重な楽しみであります。

昨日何かの話から「孫」の話になり

「私の孫は居なくなっちゃった」と言われます。

もしかしてご病気で亡くなったの?と思っていたら

ゆっくりとぽつぽつと語られました。

「離婚をした」と。

「離婚されたからもう会えないの?」と私。

「息子の子ではなかったの。それでも

6か月は一緒に居たのよ」と。

鑑定の結果息子さんの子供ではなかった

御自分の孫ではなかったということです。

一人息子さんの初孫はさぞ可愛かったことでしょう。

しばらくは何がどうしてどうなったのか

分からず時を過ごしたと

思い出すように遠くを見つめ語られました。

何事もなく幸せそうにその息子さんの仕事を

手伝っておられ

いつも穏やかで屈託のない人からの話に

ショックを受けました。

皆 それぞれ重い荷をしょって

大きな傷を秘め持って生きているのだなと。

私も人様に傷をつけ

人並みに傷つけられもしたけれど

案外神様は平等に

苦労も分け与えているのかもしれない。

自分だけなんて思う事はないのかもしれない。

そんなことを考えながら帰路についたのでした。