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フラット35とは?

2020年08月16日 | 不動産用語解説

マイホームの購入に関する本を読むと、「フラット35は利息が固定のため…」「フラット35の融資事務手数料は○○万円…」など、フラット35というキーワードが頻繁に登場します。

フラット35とは、いったい何を意味するのでしょうか。

フラット35をわかりやすく簡単にご説明しましょう。

フラット35とは、審査に通りやすいのが特徴の国民的住宅ローン

フラット35とは、国から独立した組織である「住宅金融支援機構」が、日本全国各地に点在する銀行を窓口として貸し出す住宅ローンです。

フラット35は、住宅金融支援機構が貸し出す住宅ローンだけに、比較的審査に通りやすいのが特徴であり、フラット35の「35」は、返済期間が最長35年であることに由来します。

フラット35とは?わかりやすく解説

ただし、フラット35は、住宅金融支援機構が貸し出す国民的な住宅ローンでありつつも、返済する際は他の住宅ローンと同じく利息を上乗せしなくてはなりません。

たとえば、筆者がこのブログ記事を作成する2020年8月現在、フラット35の金利は1.3%などですが、1.3%の金利で3,000万円を借り入れしつつ35年間で返済する場合は、利息を含めて約3,700万円を支払う必要があります。

また、フラット35には投資商品としての側面があり、フラット35を貸し出した住宅金融支援機構は、その債権(フラット35の借り主に返済を請求できる権利)を金融商品として投資家に売却しつつ運用し、さらに利益を上げています。

フラット35は金融商品としての側面も併せ持つ

フラット35の詳細は、私が運営するサイト「誰でもわかる不動産売買」の「フラット35とは?わかりやすく解説」にて詳しくご説明中です。

同コンテンツの「2. フラット35の仕組み(投資商品としての側面)」では、住宅金融支援機構が金融商品としてフラット35を投資家に売却する仕組みもわかりやすく解説しています。

お時間のある方は是非ご覧ください。それではまた次回の更新でお会いしましょう。「わかりやすく解説 | 不動産のあいうえお」でした。

フラット35とは?わかりやすく解説


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