可能であれば宮崎県の最南端で九州の最東端の岬へ行ってみたかったのですが、どう考えても無理なので宮崎の旅の観光の〆として鵜殿神宮へお参りしました。レンタカーのナビに鵜殿神宮をセット、ナビに案内された向かう道は細い生活路のような車がすれ違うこともできないような細い細い道で、国道からかなり入って行きました。
途中、これはナビがおかしいんじゃない?駐車場どころかUターンできるような道もないのでは??と思う道を走りました。
不安ながらもナビの案内で進むといきなり現れた広い駐車場。
どうやら、国道220号線から行くと広い道で表参道だったようですが、道の駅なんごうから向かったのでナビが旧道の狭い道路を案内していたらしいのでした。
朱色の鳥居が見えました。鵜殿神宮は日本神話に登場する歴史ある由緒ある神社で、縁結びや安産にご利益があるそうで、昭和時代は宮崎県が新婚旅行の人気観光地でもあり、新婚さんがお参りする神社とし有名だったのだそうです。¥
■鵜殿神宮(うどじんぐう) http://www.udojingu.com/
鵜戸神宮は、日向灘に面した断崖の中腹、東西38m、南北29m、高さ8.5mの岩窟(海食洞)内に本殿が鎮座し、参拝するには崖にそって作られた石段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮となるのだそうです。
鵜戸神宮は「海幸 山幸」の山幸彦の息子、(神武天皇の父)鵜葦草葦不合命(ウガヤフキアエズノミコト)を祀る神社で、安産 夫婦円満、育児、漁業、航海 そして 縁結びの神として古くから信仰を集め、念流陰流 剣法発祥の地としても知られているそうです。
岩窟(海食洞)内に本殿があり、その裏を回れるようになっていて、「おちち岩」があります。
山幸彦と結婚した豊玉姫は「出産の時には本来の姿に戻らなくてはならず、その醜い姿を見られたくないから出産の際は産屋の中を覗かぬように」と豊玉姫は山幸彦に言ったのだが、心配する山幸彦は中を覗いてワニの姿に戻って出産する姫の姿を見てしまう。それを悲しんだ豊玉姫は海原の国へ戻ってしまった。姫は子のために乳房を置いていったと伝えられる。
それがおちち岩なのだそうです。
本殿前磯にある「霊石亀石」の穴の中に運玉を投げ入れ見事入ると願いが叶うそうですが、なんと2個目で入った!!
願いはまだ叶ってませんが、叶うといいな~。
「霊石亀石」
海食で造り上げられた見事な海岸線に感動した神宮でした。
冷たいおちちあめを飲んでみました。
日向灘の美しい海岸線にはただただ感動し、ここに住みたい!とさえ思うほど気に入りました。
宮崎県が昭和の時代に新婚旅行に大人気だった理由に納得!
あの美しいリアス式の海岸線は何度でも訪れたい!!沖縄の海以上に感動した美しい海でした。
北海道から九州は海外へ行くくらい高かったので北海道在住時は長崎へ何度か行っただけでしたが、東京から九州は近いですね。九州は北海道ほどは広くないので観光しやすく、また南国という感じが北国育ちの私にはとても魅力的です。
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