鹿児島空港から嘉例川駅に立ち寄り、次に向かったのは「塩浸温泉龍馬公園」へ。
龍馬の名がついているのでおわかりのように坂本龍馬ゆかりの温泉です。
100年の駅舎 嘉例川駅で「はやとの風」、駅弁「かれい川」に再び逢う💛JR九州D&S列車「かわせみやませみ」に乗る♪霧島・人吉の旅①
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霧島神宮には行っているのに意外と立ち寄れてない観光スポットが多く、初訪問の塩浸温泉龍馬公園。
坂本龍馬とお龍さんの新婚旅行の地が鹿児島県ですが、その中でも一番長く滞在した場所がここ、塩浸温泉だったそうです。
坂本龍馬とお龍が新婚旅行で訪れたことで有名な塩浸温泉。
「坂本龍馬・お龍の縁結びの湯」と呼ばれる無料の足湯もあります。
足湯は「縁結びの湯」と言うこともあり大人気。
坂本龍馬の薩摩の新婚旅行の地
坂本龍馬は、慶応2年(1866年)、京都・伏見の寺田屋で伏見奉行所の役人に襲われ手傷を負う。
お龍が薩摩藩に救援をもとめ、負傷している龍馬を発見し薩摩藩邸に運び込み治療に当たったそうです。
その後、小松帯刀、西郷吉之助の勧めもあり、薩摩で療養することになりました。
薩摩藩船「三邦丸」で大坂を発ち、鹿児島・天保山に到着。
錦江湾の桜島を眺めつつ、船で浜之市港へ向かい、霧島を目指し、塩浸温泉にも立ち寄る。
①浜之市
②塩浸温泉
③犬飼の滝
④和気神社
⑤和気湯
⑥霧島神宮
⑦霧島温泉郷
⑧天の逆鉾
赤い文字は今回私が立ち寄ったスポット。
龍馬とお龍さんが人生で最もしあわせな時間を過ごした「塩浸温泉」
「かごしまロマン街道」という道があるのですね。
龍馬の時代、この塩浸温泉へ立ち寄るにはかなり険しい峠道だったそうです。
寺田屋事件の傷を癒すため坂本龍馬とお龍の二人が訪れた温泉は公園として整備され、縁結びの足湯(無料)や二つの源泉の湯が楽しめる日帰り温泉(大人360円)に入ることができます。
宿泊施設はありませんが、なかなか風情ある温泉です。
「この世の外かと思われるほどのめずらしきところなり」
資料館の受付は「番台」となります。
なぜ?と思いますがこの建物も以前は入浴施設だったらしいですが、改装されて龍馬資料館となったそうです。
龍馬資料館「この世の外」
この世の外(資料館)は300円。
新婚旅行について書かれた龍馬直筆の手紙、きんたまの手紙も見られます。
龍馬が乙女姉さんに当てた新婚旅行報告の手紙の文面に
「げに、この世の外かと思われるほどのめずらしきところなり」
という一節があり、そこから「この世の外」という名前をとったそうです。
龍馬は塩浸のことを「志おひ多し」と当て字で手紙に書いてます。
そんな龍馬の手紙からの引用の言葉がいろいろ使われ小規模ながらも面白い資料館です。
「きんたまの手紙」は国の重要文化財で京都国立博物館蔵。
「この世の外」にあるのはレプリカですが、龍馬の直筆の姉の乙女さんにあてた「きんたまの手紙」を見れます。
手紙の中の文面の
運の悪い奴は、風呂から出ようとして、きんたまを詰め割り、死ぬ者がいる。
それと比べれば、自分はほど運が強く、死ぬような場所へ行っても死なず、自分で死のうと思っても、生きねばならない。
自分は勝新太郎の弟子になり、海軍を頑張ってます。
という内容からきんたまの手紙。
龍馬は筆まめだったようで、ひらがなを好んで使ったそうです。
■龍馬のブーツ
足が大きくてびっくり!27センチ、もっと?
舶来物をそのままサイズが合わなくても履いていたのでしょうか?
来場記念撮影コーナーもあります。
大河ドラマ「龍馬伝」で実際に福山雅治さんが着用された衣装も展示されています。
福山ファンも必須の立ち寄りスポットですね!
「坂本龍馬とお龍縁結びの足湯」へ行ってみます。
龍馬が新婚旅行の手紙で塩浸を志おひ多しと記載していたところからの売店のネーミングでしょうか。
龍馬とお龍の縁結びの足湯(無料)
アヒル隊長は霧島温泉のキャラクターとして大活躍中。
温泉たまごは1個100円で売ってます。
足湯の奥の方に龍馬とお龍の湯があります。
源泉別になっているので、「鶴の湯」「塩浸温泉」の二つの湯を楽しめるそうです。
泉質は「炭酸水素塩泉」で鉄分を含み少し茶色く、岩に塩のような物が付くことから塩浸温泉の由来のようです。
適応症はきりきず、やけど、慢性皮膚病。
龍馬が寺田屋の傷を癒したのも納得です。
塩浸温泉龍馬公園
0995-76-0007
霧島市牧園町宿窪田3606
料金:塩浸温泉 大人360円、小人140円
:龍馬資料館「この世の外」大人300円、小人150円
開園時間:午前9時〜午後6時
駐車場:普通車10台程度、大型バスは乗降のみ可
■坂本龍馬お龍新婚湯治碑
長く生きることも大切だけど、生きている間の中身も大切だと思うし、本当に真剣な恋はたとえ一夜の恋であれ生涯愛し続けるのかもしれません。ここで過ごした龍馬とお龍さんとの時間は本当に幸せだったのですね。
二人の碑の前からさらに階段を降りると、実際に龍馬が浸かったという龍馬風呂があります。
現在は入れませんが、川沿いにある小さな湯船が、龍馬がつかった鶴の湯。
ここから温泉棟に湯がひかれているそうです。
塩浸神社も龍馬の散策路だったそうですが、鴨と遊んでいたら行きそびれました。
JR九州プレスツア―に参加しました。
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龍馬が入ったお風呂が再現されていますが、二人で浸かると窮屈かも?な大きさです。
お龍さんと龍馬にも心落ち着く時間を過ごせたのだと思うとなんだか嬉しく思いました。