今回の鹿児島の旅ではあの西郷隆盛の曾孫に当たる西郷隆夫氏に西郷隆盛の足跡をたどるご案内をしていただきました。
2016年もまだ半月以上ありますが、再来年2018年のNHK大河ドラマは「西郷(せご)どん」。
林真理子原作の西郷隆盛の生涯を描いた作品が放送されることになり、また鹿児島県が注目を浴びそうです。
■西郷隆夫氏
西郷隆盛の曾孫(嫡男 侯爵 西郷寅太郎の孫)であり、K10カフェのオーナー
西郷隆盛の似顔絵はいろんな風貌が残っていて、もっとも本来の西郷隆盛に近いのではと言われている写真の西郷隆盛と隆夫氏はよく似ていると思いました。
西郷隆盛誕生の地の前で、西郷どんの曾孫西郷隆夫氏
西郷隆盛ほど多くの人に愛され慕われた偉人はそうそういないと思います。
その西郷どんが生まれたのは鹿児島中央駅から徒歩7分ほどの場所。
維新ふるさと館の近くです。
■西郷隆盛誕生地
西郷隆盛生誕の地から歩いて、維新ふるさと館へ向かいます。
西郷隆盛は写真を嫌ったそうで、肖像画も本当の西郷どんの顔はないそうです。
目に特徴があったことは確かなのだそうです。
西郷どんの肖像画はたくさんありますが、どれも微妙に違う顔に描かれていてどの西郷隆盛が本当なのでしょう。
維新ふるさと館は西郷隆盛をはじめ、篤姫こと天璋院ほか鹿児島縁の偉人たちの資料がいろいろ展示されています。
大河ドラマ篤姫で使われた一生やロケセット。
鹿児島市維新ふるさと館
〒892-0846
鹿児島市加治屋町23番1号
TEL: 099-239-7700
FAX:099-239-7800
維新ふるさと館の次は、西郷隆盛像へバスで移動。
西郷隆盛像は鹿児島市の繁華街天文館から徒歩10分ほどでしょうか。
以前、天文館から歩いて行こうとして迷ってたどり着けない記憶があります。
江戸城無血開城や明治新政府樹立など明治維新に最大の功績を残した「西郷どん」は、突然職を辞めて鹿児島に帰郷。
その後、西南戦争で新政府軍と戦い敗北し、この城山の地で自刃しました。
■西郷隆盛像
西郷どん没後50年祭記念として鹿児島市出身の彫刻家で渋谷の「忠犬ハチ公」の制作者・安藤照が8年かけ製作し、昭和12年(1937年)5月23日に銅像が完成城山を背景に建っています。
■西郷隆盛銅像
交通アクセス
市電「朝日通」
バス「金生町」下車徒歩8分
カゴシマシティビュー「西郷銅像前」下車すぐ
住所:鹿児島県鹿児島市城山町4-36
その西郷隆盛像を見下ろすことができる場所に西郷隆盛カフェが今年、誕生しました。
西郷隆盛の曾孫の西郷隆夫氏は、K10カフェのオーナー。
幕末の偉人である曽祖父・隆盛の「敬天愛人」 の志を受け継ぎ、西郷銅像にほど近い二の丸ビルに「西郷隆盛銅像展望ホール K10カフェ」を今年の4月11日にオープン。
敬天愛人 天を敬い、人を愛す。
西郷隆盛の生涯はまさにその言葉どおり。
歴史に巻き込まれ、自分の真意とは異なる生き方を人を愛すがために選んだといえるかもしれません。
見晴らしの良いカフェスペースは歴史と文化が薫る場所。
西郷隆盛の曾孫が提案する新感覚の歴史空間「西郷隆盛展望ホール K10カフェ」。
オーナーで西郷隆盛の曾孫である西郷隆夫と、薩摩藩士/岩山八郎太(西郷隆盛の妻・イトの父)の玄孫・若松宏による「西郷隆盛」にまつわる話や、子孫ならではの歴史上語られていない歴史秘話も聞けるかも?
■西郷隆盛展望ホール K10カフェ
営業時間 10:00 - 18:00(月曜日定休)
ご予約・お問合せ 099-295-4189
〒892-0853 鹿児島市城山町2-30 二之丸ビル5F
カゴシマシティビュー・まち巡りバス
「西郷銅像前」下車、徒歩すぐ
http://keitencafe.jp/
西郷隆盛像の後は、西郷隆盛終焉の地の近くにある史跡 西郷隆盛洞窟へ。
■史跡 西郷洞窟
西郷隆盛が自刃する数週間身を潜めていた場所。
西郷隆盛、その曾孫さんに西郷隆盛のことをお話しいただく日が来るとは夢にも思っていませんでした。
西郷隆盛といえば「敬天愛人」。私は焼酎の名前で知った言葉ですが、西郷どんを親しまれ愛される理由は西郷隆盛の私利私欲がなく、人のために動くという精神からだそうです。
西郷どんを知ると本当に特異な運命でまさに時代に翻弄された人であることがわかります。
幕末は数奇な運命をたどった人が多いのですが、激動の時代でこの時代の偉人たちが歴史の中で命を落とすことなく歴史が進んでいれば今の日本はどうなっていたのでしょうか?
西郷どんは温厚な性格で、歯向かってきた敵には牙をむけても、そうでない場合は温情をみせる心優しい人であったことが庶民に愛された理由。
「西郷どん」と親しみを込めて呼ばれ、明治天皇も慕っていて西郷隆盛の死を知ったとき大層悲しんだという話を聞いたことがあります。
西郷隆盛が自刃するまでの5日間過ごした西郷隆盛洞窟。
西郷隆盛は2度の自殺と2度島流しにあっていて、奄美大島と沖永良部島に島流しにされます。
自分の運命を恨むこともなく受け入れ、人を愛し生きた西郷どん。
政府軍に攻撃され被弾し、最期を覚悟し切腹、介錯を別府慎介が務めます。
そのあと、西郷どんの後を追って別府慎介も西郷どんを慕っていた300名も一緒に自刃しました。
歴史は切ないですね。。。
西郷隆盛は、どんなに偉くなろうが清貧を貫き、人にこびず、人を愛し、故郷を愛し、国を愛し続けました。
そんな西郷どんを武田信玄の御膝元、山梨出身の林真理子が原作。
2018年の大河ドラマがかなり楽しみです。
西郷隆盛のたどり、鹿児島中央駅から私は次の目的地、甑島へ向かうために新幹線で移動です。
「弾丸、鹿児島離島ひとり旅」へ記事はつづく
まとめの目次
JR九州東京支社
D&S列車
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/
九州縦断&九州横断、B787と九州新幹線と特急の旅 目次(大分県、熊本県、鹿児島県)
2012年の熊本の旅はこちら震災前の熊本の旅の記録。
JR九州・長崎県+福岡の旅☆ダイジェスト&目次
JR九州×鹿児島県&『D&S列車』SL人吉の熊本&海幸山幸の宮崎
九州特急とななつ星in九州に会う!大人の女子旅☆阿蘇黒川温泉と天草諸島&軍艦島の旅
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