
函館帰省すると一度は朝市で海鮮丼を食べます。
朝ごはんを朝市で食べるのです。
朝市にどんぶり市場が出来てからも15年、もっと?函館朝市が火事になってからできたのどんぶり市場もできてからだいぶ経ちます。
子どもの頃から朝市はよく行っていて、中学時代は塾の夏期講習や冬季講習のために朝早く函館駅に着くので、いつも朝ごはんを朝市近辺で食べていました。
函館名物「いか踊り」はこう踊る!
子どもの頃は毎日が海鮮のゴハンだったので、朝市でわざわざ海鮮丼を食べることはなかったのですが、美味しいくて新鮮な海鮮を食べる機会がなくなってから函館朝市では海鮮丼。
子どもの頃は夏は毎日イカ、イカイカづくし。
朝ごはんはイカ刺し、おやつはいかめし、晩ご飯はいかぽっぽ。
そんな函館もイカが獲れなくなって、今となってはお寿司屋さんでイカは時価!
もーイカがそんな高級品になってイカんな!
きくよ食堂さんでもイカを選択すると巴丼も割り増し料金でした。
イカは自分で捌けるので新鮮なイカさえ見つければ自分でイカソーメンにするのでいいのですが、イカがウニと並んで時価なんてなんて。
イカアレルギーがあるとすれば発祥してもおかしくないくらい私の身体はイカでできているのに。
さて、きくよ食堂の巴丼はミニと通常サイズがあります。
ミニでもいいかなと思ったけれど、写真が映えないと嫌と思い、通常サイズでお願いしました。
巴丼はイクラ、ホタテ、ウニ。が通常版なのですが、お好み巴丼は好きなネタに変更できます。
海老と迷って蟹にしました。イクラの方がインスタ映えはするのですが、筋子は好きでもイクラは自分で漬ける分、好みの味わいがあって基本的にいくらはお店で食べないことにしてます。
函館の女のヘンテコなコダワリ(笑)
2千円でいくらかおつりがくるセット。
ウニはもちろん塩水漬けです。
ミョウバンというものを知らなかったので、都会で食べるウニが変な味するなと思ったらミョウバン漬けだったからなんですね。塩水か生でそのまま食べるのが私にはデフォだったので。
生じゃないホタテはバター焼きくらいしか知らなかった。
海鮮は基本、生。生で食べられなくなったら焼きや煮魚。
だから、生以外は活きが下がったものを使うという子ども時代の刷り込みがあったほど。
観光地函館はいろんなスポットがあるのですが、ロケ地としても人気でCMや映画など函館が舞台になったものはたくさんあります。
出身やゆかりの著名人も多いのです。
GLAYや北島三郎は代表的ですが、そのほかにもたくさんいます。
そんなまとめの資料がテーブルにあるのも変わらない。
イカのゴロと呼ばれる内臓は凍らせてルイベにして食べるのはお酒好きの定番の肴だったらしい。
子どもの頃はウニはおやつで、殻を割ってからからスプーンなどですくって食べていたので、ごはんのおかずになるというイメージはありませんでした。
今思うと贅沢な毎日だったのですね。
毎日、ウニとイカソーメンなんて。
函館のグルメも昔通ったレストランもカフェも消えて、新しく誕生したお店が増えました。
あれ?と思うと、昔馴染みの場所が違うお店になっているのです。
大門の廃れ具合もバブルの前にバブルで沸いていた子ども時代を比べると実に寂しい雰囲気で、松風町の電車通りはガランとした印象を受けます。
こじんまりとした市電が走る街は観光するにはほどよい大きさで、全国を探しても無難に見どころも温泉もグルメもある街はそうそうないでしょう。リピーターが多い理由に納得です。
昔からのきくよ食堂も函館市内に3店舗のほかに、新千歳空港にも出店したのだとか。
朝市に2店舗、ベイエリアに1店舗。
0138-22-3732
北海道函館市若松町11-15
JR函館駅西口から、徒歩3分
函館駅から215m
営業時間
[夏季] 5:00~14:00
[冬季(12/1~4/末)] 6:00~13:30
定休日 無休(元日除く)