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JR東日本の大人の休日倶楽部パスを使った旅をしてきました。
今回は1泊3日の旅。山形県は日帰り、青森県を一泊で旅してきました。
50歳以上の大人が使える休日倶楽部パス。
年に数回、利用期間限定で発売されます。
私は夏の東日本・北海道パスが初めての利用で今回2度目となります。大人の休日倶楽部パスで北海道新幹線に乗る旅♪☆2018函館・札幌・富良野・美瑛・小樽の旅
おときゅうパス東日本・北海道利用の旅
もともと、鉄道大好きで色々乗ってましたが、やっとこのパスでお得に乗り倒せるようになりました💛
津軽鉄道が以前も行っているのですが、ストーブ列車は乗ったことがなくてやっと乗れました。
かなり老朽化がすすんでいるのと赤字路線ということもあり、いつまであるのか??
JR五所川原駅
津軽鉄道に乗るためにはJR東日本の五所川原駅まで秋田経由、もしくは青森経由で行き、そこで津軽鉄道に乗り換えます。(新青森駅から路線バスでも行けます。)
大人の休日倶楽部 東日本パスは4日間JR東日本エリア乗り放題
大人の休日倶楽部パスの東日本は1万5千円。
4日間東日本エリアを乗り降り自由で、指定席特急券は6回まで使えます。
(超えた分の指定席は別途購入になります。)
大人の休日倶楽部は指定特急券が6回というのがミソで、これが6回以内で済ませると4日間あっても実質それほどいけない(笑)
各停で移動となると東日本エリアは東京駅から3時間でもそんなに行けません。
東日本エリアだけでも広いのと、この時期は閑散期でも混雑するので人気な時間帯や路線の指定席は早いうちに埋まりますので要注意。2019年1月17日~29日もおときゅう(大人の休日倶楽部)パスの利用可能な期間ですので、まだ会員になっていない年齢が該当する方は急いでクレカを申込ましょう!
東京ー青森 片道ですでに元が取れるのでとってもお得なのです。
ちなみにパス料金の3倍くらい乗りました。
今回の旅の青森編では指定席2回を利用。
青森編
東京ー新青森 を往復で2回分利用。(通常は片道17,350×2=35,700円)
山形編 ※東京を日帰りで3回指定席特急券を利用。
東京ー山形 山形新幹線 (通常11,340円)
山形ー福島(とれいゆつばさ)3,190円+ 福島ー東京 東北新幹線やまびこ(通常8,950円)
金木出身の太宰治の小説にも登場する津軽鉄道
津軽鉄道の駅は上の写真の右隣り(写真には写ってません)にあり、JR五所川原駅のホームと隣接してます。※JR東日本パスは津軽鉄道は使えませんのでこちらは別料金。
走れメロス!冬は石炭ストーブ列車が大人気!津軽鉄道と金木駅
前回の津軽鉄道の記事はこちら
津軽五所川原駅
五所川原市字大町7-5
営業時間 6:55から19:05まで
電話番号 0173-35-7743
津軽鉄道の五所川原駅の隣に津軽鉄道の運営する食堂兼お土産屋さんがあります。
そこでお弁当も売っていると津軽鉄道の売店で教えていただいたのでお弁当を買いに来ました。
電話 0173―34―3971
地域資源を活用。
青森シャモロック、赤~いりんご等を使用したメニューがあります。
・津鉄汁(青森シャモロック、長芋すいとん)300円
・津鉄汁セット(おにぎり2個、いなり寿司2個、両方1個ずつ
から選べます)500円
・ほしもちバター焼き100円
・コーヒー各種(お持ち帰りも出来ます)
お食事も中でできますが、私は津軽鉄道の中でお弁当を食べたくてこちらでテイクアウト。
お弁当の種類は3つ。私は太宰治が大好きだったという「若生おにぎり弁当」を買いました。
その場で作ってすぐ作ってくれるのでほか弁の感覚です。
若生というのは薄い昆布をいうそうで、自然の塩味がするごはん。
昆布なので噛みきる場所を気を付けないとなかなか噛みきれません。昆布の筋に沿って噛んでねという説明書も入れてくださいます。
太宰治は外出するときにお弁当を持っていったそうです。
☆若生おにぎり弁当 350円
おにぎり単品は180円だそうです。
ストーブ列車に乗るためには別途400円のストーブ列車券が必要です。
それプラス行先の乗車券。
私は当初、金木で折り返す予定だったので、金木までの乗車券とストープ列車券の950円。
列車内に車掌さんがいるので中で清算できます。
ストーブ列車以外も鈴虫列車や、風鈴列車も走らせています。
本数は1時間に1本ほどなので、のんびりした旅ができます。
列車内にストーブは2つ。
ストーブ前の席は大人気で争奪戦になります。
若生おにぎり弁当についているお箸の袋は「はしいれメロス」(笑)
ちなみに、津軽鉄道の車両は太宰治の小説にちなんで「走れメロス号」と言います。
これが太宰治が好んだ「若生おにぎり」薄い昆布を巻いたおにぎりです。
太宰の生き方というか人間性は好きじゃない。男ととしても人としてもまさに人間失格な気がしてますが作品は素晴らしいと思います。ちなみに太宰は玉川上水で愛人と心中しています。
車内販売があり、スルメ1枚500円で販売してます。スルメを買うとお姉さんがストーブで焼いてくれます。
昭和5年7月15日、五所川原から金木間開業、同年11月13日全線開業(20.7km)。
この冬12月よりストーブ列車を運転したそうですよ。
お姉さんの話す津軽弁が函館出身の私には懐かしくもあり。
私、津軽弁もできますw
石炭は釧路の根釧台地の石炭らしいですよ。
石炭はあっという間に燃えてストーブは煙突まで真っ赤になります。
車両に煙突がついていて天井から抜けています。
寒い津軽の冬にはストーブ列車は欠かせなかったのだと思います。
車掌さんが時々石炭をくべに来ます(くべる=方言で入れるという意味)。
☆津軽鉄道 十川駅
津軽鉄道で一番小さな駅だそうです。本当に可愛い大きさ💛
十川を過ぎると津軽平野が広がってきます。
津軽平野と岩木山が広がる、まさに吉幾三さんの「津軽平野」!というイメージ。
☆津軽鉄道 金木駅
太宰治の生家がある街です。
現在は斜陽館という資料館になっていて見学できます。
ここで降りて五所川原に戻るつもりでしたが、ストーブ列車にもうちょっと乗っていたくて、やはり津軽中里(終点駅)まで行くことに。せっかくなら私鉄の日本最北端へ行ってきます。
すれ違った「走れメロス号」で本当は戻ろうと思っていたのです。
が、赤字路線に微力でも協力したいと思い、帰りもストーブ列車に乗って津軽鉄道全路線を往復することにしました。斜陽館など金木は以前見学してるのです。津軽鉄道に乗って太宰治の生家、斜陽館へ/2015年9月の青森の旅
斜陽館の記事はこちら
☆太宰治がよく利用したカフェ
昔の津軽鉄道の駅舎だそうです。
五所川原市金木町芦野84-171
昭和の珈琲
(弘前市)土手の珈琲屋 万茶ンは太宰治氏が足繁く通い好んで飲んでいたのが昭和珈琲。
すっきりとしたほろ苦さが特長、ほか 金山焼 自家焙煎コーヒー等
芦野公園駅隣にあります。
金木を過ぎると岩木山がくっきり見え始めました!!
津軽平野と岩木山!絶景です。
☆大沢内駅
駅なんですよ!ちゃんと稼動してます。
☆私鉄の日本最北端駅、津軽中里駅
字の感じが津軽出身の版画家 棟方志功さんぽいけどなぁ。
どうなんだろう??
私鉄の最北端駅 津軽中里駅です。
駅舎内にカフェや津軽鉄道の模型などの展示もあり、ミニステージが併設されていました。
地元で獲れた野菜や名産品を販売もしています。
こちらの駅から徒歩10分ほどのところに、松しま本店というお菓子とパンのお店る!と津軽鉄道のアテンダントさんから教えていただいたので行ってきました。
夏は無料のレンタサイクルもあるので60分あれば結構回れるのでしょが、徒歩ではあまり行けなくて松しま本店へ行っただけでした。津軽鉄道ストーブ列車後編へつづく💛
津軽中里駅から東北・北海道新幹線本州最北の駅津軽いまべつ駅へも行けます。
津軽今里駅から東北新幹線津軽いまべつ駅へ路線バス(弘南バス)で行くこともできます。
一日往復 津軽中里~津軽いまべつ 1,200円
弘南バス
津軽いまべつ駅まではJR東日本エリアの新幹線駅なので東日本パスでOK。
五所川原駅からリゾートしらかみへ乗るもありですし、弘前へ行くもあり。
五所川原駅から東北新幹線新青森駅までは途中の川辺駅で乗り換えが必要です。
ので、五所川原駅から路線バスで新青森へ行くという手もあります。(料金は1,050円)。
前回(3年前)は新青森駅から五所川原まで路線バスで来て、帰りを鉄道にしました。