コダワリの女のひとりごと

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『近江路・仏女旅紀行 9 』  西明寺(湖東Bバスツアー)

2011-10-21 | 旅 滋賀県

『近江路・仏女ブロガー旅紀行』は1日目に彦根城を攻めたため、13時のバスツアー集合時間のときにはすっかり疲れ、足もすでに豆状態でしたが、すでにアップ済みの五百らかん 天寧寺のの美しい仏像で感動したあとは、西明寺です。

 

西明寺(さいみょうじ)


『滋賀県犬上郡甲良町にある天台宗の仏教寺院は山号を龍応山(りゅうおうざん)と称する。
本尊は薬師如来、開基は三修上人。

金剛輪寺、百済寺とともに「湖東三山」の1つに数えられ西国薬師四十九霊場第三十二番札所。


創建は、平安時代(834年)。鎌倉時代には源頼朝が来寺、戦国時代(1571年)比叡山延暦寺(天台宗本山)の焼き討ちを行った織田信長によって、西明寺(同じく天台宗)も焼き討ちされた。

寺僧の機知により山門近くの房舎を激しく燃やし、全山焼失のように見せかけたため、山奥に位置する本堂や三重塔は焼失をまぬがれたという。
 焼失を免れた「本堂」「三重塔」は、現在、国宝に指定されており、二天門など10の建造物・仏像などが重要文化財に指定されている。

 

山門から彦根城ほどではないにしろ、階段をかなり上ります。

 

一年に2回花が咲く、不断の桜

 

 

国宝西明寺三重塔は、前回の修理から37年が経過し、屋根(檜皮葺)の腐朽が甚だしくなり、耐用年限に達したことから、再生活用事業を実施することとなり、 文化財の修理の過程や成果は、それ自体が文化財を理解する上で貴重な機会であり、文化財の魅力を県内外へ発信する非常に良い機会です。

 このため、国宝西明寺三重塔再生活用事業では、修理中も常に参拝者の方々に見学して頂けますように、一階屋根の近くに見学用通路を設けました。
 

ということで仏女ブロガーは特別に伝統的な(檜皮葺)葺替修理の様子を見せていただけることになりました。

私も(檜皮葺)葺替を体験してみました。

職人さんが2人で檜皮葺)葺替をされていました。

国宝の修理の様子を間近で見学できる機会や、檜皮葺葺替をする機会はなかなかないので、とても貴重な体験をさせていただきました。

  
西明寺のみどころ

★三重塔再生活用  屋根(檜皮葺)葺替工事

★ 夫婦杉(めおとすぎ)  樹齢約1000年。子授け、安産、息災延命祈願。

★不断桜  250年の古木。例年9月上旬に咲き始め、11月には満開となり、紅葉の時期に季節はずれの花見を楽しむことができる。

★二天門
室町時代の建築。二天(持国夫、増長天)は院尋策。表道両側石垣は、穴太積の初期の石垣が保存されている。

★名勝庭園  池泉観賞式の庭園で、鶴亀の「蓬莱庭」と名付けられている。
鶴や亀を形どった石組みや、本堂に祀る仏像を立石群に象徴させ、山の傾斜などを巧みに生かした、調和がとれた庭園である。

   
 ★弁財天
  440年前に織田信長により焼き討ちにあった。
『江~姫たちの戦国』の第3話「信長の秘密」で放映。  
   

COMING SOON

★親鸞聖人(しんらんしょうにん)坐像(流罪仏(るざいぶつ)公開
平成23年3月15日~12月15日 


 

滋賀県観光情報ホームページ   http://www.biwako-visitors.jp/

 

近江路・仏女旅紀行  目次 コチラもチェック

 

 

 

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