以前患者さんから、”あくびをするのが気持ち良くない”という訴えを聞くことがありました。
私自身も患者さんもそんなにその事を気にしないので、特にそのことを探求する機会はありませんでした。
今思うと、それはもしかしたら ”顎関節周辺の問題だったのではないか”と最近 札幌で顎関節のセミナーで教えているときに思いました。
口を開いた”あくびは脳の生理現象”で、酸欠の脳をリフレッシュする効果があります!
頸を後ろに反らせ口を大きく開き、涙、鼻水、唾液などリラックスの自律神経の反応が得られます
また、口を大きく開いたとき治療家が、頭蓋骨15種類のつなぎ目をふれていますとそこが広がるように動くのが感じられます!
あくびは、そのような目線で見ますと頭蓋骨の間をストレッチしているととれます。
それは酸欠の脳を活性化するために自発的に行っている調整なのです!
(日本では人前であくびをするのは、あまり良い事とされてない感じがしますが)
しかし口が大きく開かないと、あくびとしての頭蓋骨のつなぎ目のストレッチ、涙その他の分泌がうまく刺激されなく、正常な ”あくび”では
なくなるのでしょう。
一つのあくびが成り立つ目安としては、口を開けた時自分の指3本(人差し指 中指 薬指)が縦に口の中に入るかです
オステオパシーふじ治療院
&フィシオエナジェティックTOKYO オフィスふじ