![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ca/a56373dcf545012dbb0a930ca002a0b6.jpg)
整然と植えられたヤシの木 ・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/fd/7af575c0c03cd26a06494e2d1e7bfbe4.jpg)
ヌクアロファから北へ向かう道を進むと、古代の遺跡に出会います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/f4/beb1f5f6e62631fd4660b8f6571b9475.jpg)
Tu'i Tonga Empire
トゥイ トンガ帝国 (トンガ大首長国 )
トンガタプ島を中心に、10世紀頃に成立し、
12世紀から 13世紀にかけて強大な力を誇った王国 ・・
注:現在のトンガ王室とは別系譜
(8月 12日のブログ参照 )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/28/c2a02a46ccc70b85e062d8b85d8590ca.jpg)
Ha'amonga 'a Maui
ハアモンガ ア マウイ
『マウイの嘆き 』 と名づけられた巨大な石のモニュメントです。
石灰岩でつくられ、高さはおよそ 6メートル、
重さは推定 20トン以上あると考えられています。
ちなみに、
『Maui マウイ 』 とは、古代ポリネシアの神の名前です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/36/99a65b3c250900e9c1dbba43445ceed0.jpg)
『ハアモンガ ア マウイ 』 は、
第 11第 トゥイ トンガ王 = Tuʻi-tā-tui トゥイ タトゥイによって
つくられたといわれています。
文字を持たなかったトンガ (ポリネシア )の歴史は、
多くの謎に包まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1e/09acab52fe2267f360f57c10f75f77cc.jpg)
現在、『ハアモンガ ア マウイ 』 は、
王の住居、
または執政の場所へのゲートであるという説が有力です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e6/f8d50ae67dac41b20286f6407e8c6f75.jpg)
また、垂直に立つ 2本の石柱は、
トゥイ タトゥイのふたりの息子の団結を
願ったものではないかと考えられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/5c/478a0701c3189510d909dc747fe64f54.jpg)
ここが執政の場所であったという説を裏付けると思われるものが、
この石の壁 (玉座? ) です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a5/9f22c05c8caa9e6b147af1c38e160607.jpg)
暗殺を恐れていた王は、
為政に際し、常に石の壁を背に座ったそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/01/242676a669a65fda77047f3c2e7f147b.jpg)
『ハアモンガ ア マウイ 』 と並んで、
トゥイ トンガ帝国の勢力を示す 『ランギ 』 と呼ばれる
ピラミッドのような王族の墳墓 ・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/bb/9fbbf51154f4f03e2d9f19032af999c9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e7/c56b1da3363898965050ea751495ff43.jpg)
現在は風化していますが、往時の巨大な荘厳さは窺い知れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6a/31c0d0e1c74ffa6ac25de2400ac7af61.jpg)
このあたりは、古代 トゥイ トンガ帝国の首都があった場所です。
トンガ王国は現在、
The Ancient Capitals of the Kingdom of Tonga
トンガ王国の古代首都
として、ユネスコ世界遺産に登録申請中です。
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