撮影が終わると、次に編集作業が始まります。
まず、小さな編集室でオフライン編集 = 仮編集 ・・・
(短く 『仮編 かりへん 』 と言う )
この作業は、
ディレクター自身がパソコンを使って行います。
この仮編で、
CMは15秒、30秒の完尺 (かんじゃく ) になります。
『完尺 』 とは 『完全な長さ 』 になること ・・・
『尺 』 は 『フィート 』 のことです。
かつて、フィルムの長さを
『フィート 』 で数えていた時代の名残りです。
映像業界には、デジタル化が進んでも、
何故かまだ古い言葉がたくさん残っています。
仮編の次は オンライン編集 = 本編集です。
(短く 『本編 ほんへん 』 と言う )
スポンサーが立ち会えるよう、
大きな編集室を使います。
スタッフは通常ふたり ・・・
編集マンと、
アシスタントです。
本編で行うことはいろいろありますが、
重要な作業のひとつが
Color Correction = カラコレ です。
各カットごとに明るさや色合いを調整していきます。
また、様々な映像効果を加えていきます。
最先端のデジタル技術を駆使し、
映像の最終完成形をつくるのが本編です。
ちなみに、これがスポンサー用のモニター ・・・
そして、ここがディレクターの定席です。
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