こんにちは
ブログ担当田中です。
今日はMさんの作品を紹介します。
まるで帽子店のようでしょ!
一本の帯から三個のバケットハットが出来上がりました。
裏地(真ん中の帽子)は、小鳥がモチーフの羽織の余り布を使っているそうです。
帯特有の厚みとしなりがあるので、顔にあった形に変形することもできます。
以前にブログで紹介したMさんのノーカラーコートとのコーディネイトもバッチリです。
写真では、わかりにくいのですが、この帽子の赤色はとっても深みのある色なんです。
その秘密は、黒の縦糸。Mさんが帽子を作るために、帯を裁断した時に発見。
染め物で「紅下」という方法がありますが、
この帯は、その逆で、赤色のために黒が使われたんですね。
染や織についても興味が湧いてきました。
では、また。