藤野手芸倶楽部

着物をリメークして出来上がった作品を紹介します。

帯地のテトラポーチ& 栞   & 絞りの帯揚げの紙挟み

2022-01-31 10:27:52 | 日記

倶楽部の中で、次々とかわいい小物たちが

誕生しています。

まずは、前に紹介した帯地の帽子の残り布で

拵えた小物入れ。

cuteな形で、使い道の夢が拡がります。

大きさは、一辺12〜13㎝のテトラ型で、

白いポーチは、生成りの帯芯から。

ステンシルで裁縫道具をちりばめました。

何に使うかは、貴方次第。

イヤフォーン入れ? 充電器入れ?

飴や小さなお菓子入れ?

食後のお薬入れ?

テトラ型は、目立つし安定感抜群💕

持ち手も元着物の一部だったりして

SDGsそのものです。

着物に捨てるところはありません。

大きさや生地の質感がイメージできましたか?

次は同じ帯地から、縦糸が黒、横糸が紅色

という特色を活かした栞です。

栞の下部のフリンジが黒糸なのが、

おしゃれでしょう?

読書タイムが一層楽しくなること請け合いです。

最後は、以前も載せた

帯揚げで作った紙挟みが再登場。

材料は以下のものです。

↑ before ↓ after

どうやって使うかというと。。。

楽譜やレシピ押さえに使える洗濯バサミの

進化系?でした。

タオルの両端につけてずり落ち防止にもなります。

これからもいろいろなアイディアで、

楽しい小物が生まれる事を期待しています❣️


市松模様の布テープバッグ完成

2022-01-28 21:31:42 | 日記

色とりどりの布テープから、おしゃれで丈夫なバッグ誕生。

ここで市松模様について調べました。

市松模様は碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様で、

いわゆるチェック柄と同様の模様です。

元々は石畳のような柄だったため、

「石畳」と呼ばれていました。


江戸時代中期に、「佐野川市松」という歌舞伎役者が舞台で

この模様の袴(はかま)を着ていたところ、

当時の女性の間で大流行しました。

それ以来「市松模様」と呼ばれるのが一般的になっています。


ルイ・ヴィトンのバッグのデザインに使われている

「ダミエ」柄は市松模様からきていると言われています。

持ち手のテープの使い方もすてきです。

裏地の緑色も映えますね。

いったい何種類のテープが使われているのでしょう?

正解 六種類の↑のテープから作られています。驚きです!

制作者のHさんによると、

テープのずれを押さえるところに、苦心したそうです。

オリンピックエンブレムに使われた様に

市松模様には、繁栄という意味合いがあるとの事で

身近におきたい一品ですね。

 


市松模様のコースター 

2022-01-25 18:56:43 | 日記

二種類の布テープを市松に編んで

コースターを作りました。

前回の緑色系に加えて

濃い桃色と紺色の組み合わせでビビッドに。

元はこんなに色々な布テープでした。

他にも色々なものが作れそうです。

少し厚みがあって、しっかりした質感が

伝わるでしょうか?

裏地に使ったのは、↑のような

飛び柄が素敵な着物地で洗い張りされていました。

あちこちに模様が飛んでいるのも楽しいです。

次はもう少し大きい敷物に挑戦してみます。


新春 初会合

2022-01-19 12:56:50 | 日記

2022 年初めての集まりを開きました。

先週の大雪で、皆さんお疲れの中でしたが

元気に5人集まる事ができました。

こまめにブログ更新をしているので、

新しい作品はありません。

少し写真の撮り方を変えてみましたので、

どうぞご覧ください。

深みのある深紅の帽子は、

例会の中で完売しました。

こちらは雨コートから作られた

つばの切り替えのないタイプの帽子です。

裏地もおしゃれな、少し薄めの布の帽子です。

春になったら被ってお出かけしたいな、

という気持ちになります。

お揃いのパンツと一緒に撮ってみました。

裾の仕上げと前にある大きなポケットも

実用的でキュートなデザインです。

このように、たくさんの着物地や帯・小物を

毎回準備していただきます。

みんなで活用のアイディアを話し合って持ち帰り

リメイクして次の例会に持ち寄ります。

会の運営や今後の計画と、販売へむけての

具体的な方法なども話し合い、

活発な意見が飛び交いました。

春へ向けて、会の成長が楽しみになりました。


帯をリメイク!素敵な帽子に!

2022-01-10 10:09:04 | 日記

こんにちは

ブログ担当田中です。

今日はMさんの作品を紹介します。

まるで帽子店のようでしょ!

一本の帯から三個のバケットハットが出来上がりました。

裏地(真ん中の帽子)は、小鳥がモチーフの羽織の余り布を使っているそうです。

帯特有の厚みとしなりがあるので、顔にあった形に変形することもできます。

以前にブログで紹介したMさんのノーカラーコートとのコーディネイトもバッチリです。

写真では、わかりにくいのですが、この帽子の赤色はとっても深みのある色なんです。

その秘密は、黒の縦糸。Mさんが帽子を作るために、帯を裁断した時に発見。

染め物で「紅下」という方法がありますが、

この帯は、その逆で、赤色のために黒が使われたんですね。

染や織についても興味が湧いてきました。

では、また。