四季採

今後はスマホを含め一眼やトリミングなしには拘らず、四季折々の自然をテーマに投稿していきたいと思います。

SMC PENTAX 55mm F1.8

2008年01月14日 | SMCP55/1.8
今時の一眼レフは標準ズームが装備されているものが多いと思うが、銀塩のころは50mm代のレンズが標準レンズとして装備されていた。何が標準化というと、ファインダーを覗いた感じがほぼ肉眼と同じ大きさに見えるからである。視野としてはかなり狭いが、肉眼に近い遠近感となる。
昔買ったペンタックスSPについていたF1.8のレンズは何故か少し長めで55mmで設計されていた。最近知った事だがレンズに放射性物質が含まれているとのことで、そのせいかカビ一つ無く、現在でもレンズは非常にクリアな状態だ。
当時タムロンの90mmマクロを使っていたが、55mmという長さはistDSでは82.5mm相当になるので、90mmマクロに近い表現になる。ただ、如何せん、ねじ込み式のレンズなのでアダプターを介して装着するのが面倒で、オークションでKマウントの本レンズを購入した。中玉の半分に気泡がいっぱい出ているとのことで、1500円くらいで落札した。実際にレンズを覗いてみて、さすがにこれは駄目かなと思ったが、試写結果は良好で充分使い物になる。
マクロを意識した設計ではないので、マクロ撮影時にはクローズアップレンズと併用している。散歩の時など、気が向いたときにはポケットに入れて持ち歩く事が多い。
昔のレンズは白黒も意識して設計されているせいか、今のレンズに比べ階調の表現が良いという話を聞いて、同じような色が幾重にも重なっている薔薇の撮影に使ってみた。

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