斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

残された選択肢は1つ。学んで後世に繋げることです

2018-01-15 23:45:00 | 社会部
信号機老朽化、どう対策? 誤作動や倒壊のおそれ 数減らす取り組みも

地方行政に関しては其の地方でなければ判らない部分もありますから国による管理は難しいですが、交通法規に関しては【全国一律】なのですから国による一元管理が可能だと思うのです。勿論、それでも細かな部分にまで国が介入するのは難しいですから国からの委託という条件にして、信号機の設置及び維持管理費用は総て国が負担するという形にするべきだと思うのです。

このままの状態が続いても、既に更新された場所も軈ては老朽化する訳ですから半永久的に続けなければなりません。勿論、いっぺんに切り替えてしまったら同じ時期に更新しなければならないことになりますが、その期間が予算によって差が出てしまうのは問題だと思います。

記事の中で数を減らすという手段もあると思いますが、絶対的に必要な場所を除けば、統廃合で本来の役目を終えた学校などの場所から撤去していくのは一理あると思います。

然し乍ら、現状に於いて信号機を撤去してしまうと個々の判断に任せることになりますから、それはそれで問題になる訳です。

では、どうすればよいか。

私は以前から思っているのですが、この国では交通法規を真剣に学ぶ機会が自動車やバイクの免許を取得する時だけで、それを知らない(学ぶ機会がない)人たちと共存している訳ですが、この現実は非常に問題ではないでしょうか。

同じルールを国民全員が共有化しておかないと、どれだけ交通安全に関して喧伝しても伝わらないと思うのです。否、現実問題として伝わっていないと言わざるを得ません。

きちんと共有化していれば、たとえ免許がなくても自動車やバイクの運転者の気持ちは理解できると思いますが、きちんと判っていないから自動車やバイクだけが悪者にされる現実があるのです。これは余りにも不公平すぎます。

ただ、最近はドライブレコーダーが普及してきていますから必ずしも自動車やバイクだけが悪者になるとは限りませんが、それでも法律に於いて自動車やバイク側の責任の重さは不変ですから不公平感は根強く残ります。

この国の広さは限られています。これ以上増やすことは埋め立てれば可能でしょうが少子高齢化な現実がありますから意味がないでしょう。

より優れた信号機や横断歩道などを開発・設置することも可能だと思いますが、それを実現するまでには相当な年月と費用が必要になります。然し乍ら、これも少子高齢化な現実を考えると疑問符が付きますし、機械に頼ることが常になると、ますます人間が退化してしまうでしょう。

そうなると最も効果的なのは国民全員が学んで後世に繋げていくことです。勿論、最初の一歩は大変ですが、誰かがやらなければ始まらないのです。そして、その役目を現代の我々が背負っていると思うのです