斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

“地下”では着実に何かが進行している訳です

2019-05-02 04:15:00 | 社会部

ネットで知り合う?40歳と28歳の男性 乗用車内で練炭自殺か 神戸

ネットを通じて自殺仲間を集うことは以前から度々起きていることです。中には其れを悪用して相手を死に至らしめ自分は生きるという輩もいましたが、今後も同じ様なことが着実に起きると思っています。

極々普通の生活を送っている様に思えて、実質的には“地下”の中で生きている人たちがいます。例えば親が死亡したことを届け出ずに年金を不正に受給している遺族であったり、例えば兵庫県尼崎市で起きた連続殺人事件の被害者などが其れらに該当するでしょうか。改元を迎え、表向きは慶びムードであっても、その裏では今日も着実に何かが進行している訳です。

今回の件も同様で、たまたま発見されたから記事になったものの、過疎化した地域で同じことが行われている可能性は十二分にあると思うのです。もし其処で高齢者が孤独死や孤立死していたとしたら、それに乗じて命を絶った場合、発見が遅れれば身元確認も当然遅れる訳ですし、更に因果関係がなかったと判明するまでにも相当な時間を要します。否、本当に人目に触れない、事実上の放棄エリアであれば半永久的に発見されないかもしれません。

然し乍ら、これから先の時代に於いて、何か決定的な事柄が起きたと同時に雪崩を打って自殺に走る可能性もあると思うのです。

 

或る日の朝、何処かの駅で人身事故が起きました。

その路線の或る場所の坂道を自動車で下っていた人が突然病死して、ノーブレーキの儘に線路にダイブしました。そこに人身事故発生の防護無線を受けて停車しようとした電車がいたら大惨事になります。

人身事故と衝突事故の両方に対応する為に警察や消防、救急車が現場に向かう為にサイレンを鳴らして道路を走行している時に、認知症の運転手が暴走して緊急車両と衝突事故を起こします。

 

これだけのことが起きただけでも阿鼻叫喚の事態になりますが、もし同時多発になったら交通網が麻痺して間違いなく社会が混乱します。

ここまで読まれた方は「そんなことないだろう」と思うでしょうが、絶対に起きないという保証なんて何処にもないんです。

既に人身事故も突然死からの事故も、認知症の高齢者による事故も至る場所で起きていますが、それらの間隔は着実に短くなっています。この現実を以てしても絶対に同時に起きないといえるでしょうか