国交省、JR東日本に警告文書 相次ぐ障害、10連休や受験影響
そもそも論として、彼らを含む鉄道会社は利用客を輸送するのが最大の役割で、人身事故も、それに伴う一連の作業も彼らの責任ではありません。彼らからすれば“勝手に飛び込んでくる方が問題じゃないのか?”という気持ちでしょう。それなのに利用者は彼らを責め立てます。こんな理不尽な話はないでしょう。
彼らは最大限に輸送の安全を実現しようと日々考えています。運賃は其れに伴う対価に過ぎません。人身事故によって利用客の予定に狂いが生じようとも、それは彼らの責任ではありませんし、支払った運賃には端から作業費用は含まれていません。寧ろ遅延で払い戻しをすれば逆に赤字でしょう。
どうしたら予定を狂わせずに運行できるかを考えるのは利用者である我々です。我々が考えない限り、この状況は半永久的に続くのです。そこを理解するべきですし、そこから考えていかなければならない問題です。
特に有権者、即ち大人たちが考えるべきことなのですが、その有権者の半分は常に白紙委任状を政治家に渡している有様です。こんな現実があれば生活なんて楽になりませんし、いつまで経っても苦しさから抜け出せません。確かに現状から直していくことは気の遠くなる時間を要しますから簡単にはいかないです。然し乍ら、そうした現実の中でも未来を考えて行動していくのが大人の姿の筈です。
ハッキリ言って現在の日本人の大人の定義は【単に年齢を重ねた子供】です。とても大人とは言えません。
その国の政治家を見れば国民の姿が判るとはいいますが、現在の政治家の顔触れをみれば殆どが子供じゃないですか。子供が政治をしている国なんて日本だけでしょう。舵取りも下手、外交も下手、発言も無茶苦茶だなんて、大人であれば本来有り得ない話ですよ。
そんな中で、今後30年くらいで完全に時代の主導権は平成世代に移ります。彼らには少しでも大人としての立ち居振る舞いをしてほしいものです。