稲村亜美さんに数千人の中学球児殺到 「紛れもなく痴漢」など怒りの声続々、運営平謝り
どうも運営側は参加していた中学生たちを【自分たちが中学生だった頃と同じ様な生き方・考え方をしている】と思っていたのではないでしょうか。この御粗末さをみると、そんな感じがしてきます。
今回の件は“熱り立つ野獣の群れの中に生肉を放り込む”のと同じ構図だと思います。辛うじて大事にはならなかった様ですが、あれだけの人数が暴挙に出たら何が起きても不思議ではありません。本当に運営側の想像力のなさには呆れ返るばかりです。
確かに見た目は野球少年かもしれませんが、いまどきの中学生なんて少年という仮面を被った野獣に過ぎません。況してや運営側が中学生だった頃とは食べ物も違いますし情報の収集能力も雲泥の差があります。どれだけスマートフォンにフィルターをかけても『その手の』情報が簡単に手に入る訳です。件の女性タレントのことも既に熟知している訳です。
唯でさえブログやTwitterなどの存在で相手との距離感が判りづらくなってきています。昭和を生きてきた人たちには一定の理解と理性がありますが、バーチャルではあっても余りにも簡単に相手に近付けてしまう現実の中では勘違いをする輩が出てきます。況してや目の前に本人がいれば尚更です。本当に何事もなかったのが不思議なくらいです。
正直なところ、今後の対策として最も有効なのは現在の運営側トップ全員の交代ですね。時代感覚が鈍っている人たちに今後を任せても再び同じ様なことをしかねません。若い人たちとの世代交代を実現させる方が遥かに賢明だと思います。
昭和の時代に『野球小僧』という唄が流行りました。オリジナルは灰田勝彦さんですが、同じ昭和の時代に小林克也&ザ・ナンバーワン・バンドがカヴァーしています。同じ歌詞で歌われていても、今の時代に最も適しているのは後者だと思います。