この事件では誘拐された女児がスマートフォンを通じて相手と知り合ったとされていますが、正直なところ、小学生にスマホは必要でしょうか。【誘拐 防犯カメラに男と女児か】https://t.co/pBWW8oVw9h
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 24, 2019
17日から行方不明となっていた大阪市の女児が、栃木県内で保護された事件で、容疑者と女児とみられる2人が大阪メトロ御堂筋線の駅付近の防犯カメラに映っていたことが判明。駅に向かう2人の姿とみられる。
私は以前から未成年にスマホは不要だと常々書いてきました。但し、連絡手段としての重要性はあるのでネットや写真機能のないガラケーにするべきだとも書いてきました。
もし女児がガラケーしか持っていなかったら今回の事件はなかったでしょう。接点がないのですから当然です。彼女がどんなゲームをやって知り合ったのかは判りませんが、もしパソコン上で知り合ったとしても、そこから離れてしまえば(保護者からの監視もあり)連絡ができなくなるのですから話は殆ど進展しない訳です。
どれだけ成長が早かろうが、どれだけ知識を持っていようが、所詮は人生経験が数年程度の【子供】なんです。大人側が指先を少し曲げた程度の変化球を投げられただけで簡単に転ぶんです。
既に幾多の同様な犯罪に巻き込まれ生きて帰れなかったケースは沢山あります。その度に加害者の背景ばかりがクローズアップされますが、被害者の行いと保護者である親に対する社会的責任の取らせ方が明確になっていません。きちんと学ばないから事件が後を絶たないんです。
正直なところ、ここまで意識が定着しないなら強い制裁を加えるしかありません。保護者としての監督責任の重さを身を以て体感してもらうしか術はないでしょう。
例えば、今回の事件で子供が生きて戻ってきた場合は向こう10年間、親の携帯端末の使用を制限する。亡くなった場合でも5年間は制限されるという法律を作るべきではないでしょうか。
全く持てなくするのは厳しすぎますからプリペイド式の端末だけは所持できる様にします。然し乍ら、この時代にプリペイド式のみの生活は相当な苦労を強いられます。アナログ的な生活を10年間も余儀なくされるのは被害者側としては重すぎるかもしれません。否、現実に重いでしょう。
実際に其れを強いられた側から救済処置を講じる旨の意見が出るとなれば、キャリア側を含めた話し合いが必要になってくるでしょう。彼らとしても料金滞納でもないのに制限を設けるのは問題だと受け止めるでしょう。
そもそもキャリア側が未成年に対する契約端末に制限をしてこなかったのも事件が増える原因となっているんです。親からの貸与品なのに、支払いは親が肩代わりしているのに高級端末(主にiPhone)が必要ですか? 子供なんですからガラケーで十分なんですよ。社会人になってから好きな端末を持てばいいんですよ。
世界レベルで捉えた場合、圧倒的にAndroid端末が占めているというデータがあります。日本くらいですよ。iPhoneの所持率が異様に高いのは。その背景には未成年にまで所持させていることもあると思っています。
自己が弱く簡単に流されてしまう、生の言葉によるコミュニケーションが得意でないのに何故iPhoneが必要なんでしょう。携帯端末はコミュニケーションツールの1つに過ぎず、基本は生身の人間同士の会話なんですよ。そこで基礎を学んだ上での携帯端末なんですよ😩 。