本来であれば逮捕された後の刑事裁判が先にあるべき筈が、何らかの理由で逮捕されずに済んだものの、今回の民事裁判では罰金刑という形となった今回の伊藤詩織さんの件。【詩織さん 中傷に法的措置取る】https://t.co/SRDxzHfKBR
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) December 19, 2019
元TBSの山口敬之さんに対し、慰謝料など330万円の支払いを命じた判決を受け、伊藤詩織さんが日本外国特派員協会で記者会見。これまでに受けてきたセカンドレイプに対して「法的措置をとる」と明かした。
早速、被告は上告するとしたので完全決着は先の話になりますが、一連の件が大きく動いたのは間違いないことです。
さて、被告は以前にTBSの政治部記者として所属していた頃に件の問題を起こしている訳ですが、その当時に所属でなければTBSとしては黙りを決め込むことも可能だと思うのですが、やはり所属していた当時の話であるだけに、今回の判決を踏まえた何らかのコメントを出す必要があると思うのです。
ここで何もコメントを出さないで済ましてしまえば、またTBSは死ぬことになると思うのです。
最初の死は、あのオウム真理教による一連の事件の犠牲になった坂本堤弁護士一家殺害事件での、坂本弁護士への取材VTRを放送前にオウムの幹部に見せたことです。これが一家殺害事件の引き金になったといっても過言ではなく、その後に故・筑紫哲也氏が当時担当していた番組内で“TBSは死んだ”と発言しました。
直接的ではないにせよ、事件の片棒を担いだことに違いはなく、当時のTBSは存続の危機にまで至ったのですが、辛うじて生き残り現在に至っている訳です。
そんな背景があるだけに、今回も直接的な関与はないものの所属記者による問題について黙りを決め込むのは許されないと思うのです。ここまで詩織さんを振り回してしまった責任があると思うのです。
では、もしコメントを出すとすれば誰が相応しいか。
私が思うにはジャーナリストであり報道特集の司会でもある金平茂紀キャスターしかいないと思うのです。
~②に続きます~