斯く語りき

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住み分けを考えた経営ができる筈です

2017-11-22 03:15:00 | 社会部
成人誌販売中止、イオン系7000店で 未来屋書店も

今回の取り組みはイオングループが決めたものですが、あくまで販売をしないと決めただけで廃止するべきだとは宣言していません。そこを考慮する必要があると思います。

記事の中でも触れられていますが、実際に成人雑誌の取り扱いを中止しているコンビニがあるならば、今回の件に対してアレコレ言うのは無意味な気がします。そうした取り組みでも支障がないのですから、イオン全体が取り扱いを止めたとしても殆ど影響が出ないと思うのです。

然し乍ら、やはり成人雑誌に対しての一定の需要があるとのことですから、何らかの形で残す道を選択するべきでしょう。

ここまできたら“住み分け”しか術はないと思います。

最近のコンビニは一部に特化した店舗が出てきています。例えばナチュラルローソンは食材や素材に特化した(=拘った)商品を販売することを第一に掲げています。こうした現実があるのですから、成人雑誌に拘った店舗があってもよいと思うのです。

要はキチンと住み分けをして、この店舗は成人向けだから入らない・この店舗は一般向けだから利用するというスタイルでよいと思うのです。

勿論、需要があっても店舗の数は限られてきますが、例えば成人雑誌をはじめアダルト関連の類を販売している店舗が(中には若干の食べ物や飲み物を扱う場所も)ありますが、そこが簡単に潰れないのは遠方からでも購入に訪れる層が確実にいるからです。斯く言う私も時々利用していますが、自宅から自転車でも30分は要する場所でも落ち着いて購入できるから利用する訳です。これはまさしく住み分けの典型的な例だと思います。

そんな店舗(業界)と大手コンビニがタッグを組めば実現不可能なことはないでしょうし、より多くの利用の願いを堂々と謳えることになります