斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

配慮がなさすぎです

2018-03-25 23:00:00 | 社会部

授業中におならで反省文 栃木の支援学校、教室掲示

普通の学校であったとしても、この様な暴挙に出れば必要以上に反応してしまって体調を崩す生徒が出てきても不思議ではないです。況してや支援学校ともなれば些細な事でも神経質になったりするのが常です。そんな中での暴挙なのですから、たとえ罰を実際に与えなかったとしても大きな問題でしょう。

そもそも今回のクラスを受け持つことになった教諭は支援学校とは如何なる場所なのか理解していたのでしょうか。まさか嫌々この学校に就任した訳ではない筈です。それなりの志を抱き、面接や試験を受けたりして支援学校の担任になることを了解した筈です。

そうであれば彼らが授業中に放屁しても笑って流せるだけの【器】が備わっていなければならないでしょう。勿論、これだけの内容の記事では長期的な視野で彼らの日常を追い掛けていませんから一概に言えない部分もあるかと思いますが、それでも結果として問題視されたのですから行き過ぎであったことは確かなのです。

先生になるということは=生徒たちの先輩なのですから彼らに対して正しい姿勢を見せなければなりません。先に触れた器に然り、日々の行動や言動に然りです。記事の中で教諭の年齢が書かれていないので何歳なのか判りませんが、こんなに短絡的に行動を起こしてしまうとなると精神的に未熟な部分があり、とても生徒たちの先輩には相応しくない気がします。

然し乍ら、このことで真剣に教諭が悩んでいたのであれば、それに対して助け舟を出すのが同じ教育者仲間である筈ですが、その辺はどうなっていたのでしょうか。悩みを打ち明けられない環境下であったとすれば学校全体の姿勢が問われても仕方ないでしょう