正直なところ、この国のLGBTへの位置付けは【スタートラインに立てたか立てないか微妙】なのが現実です。兎に角、まだ始まったばかりなんです。そんな状況の中で憲法の話を持ってきても変えられるとは到底思えません。ハッキリ言って恥をかくだけで終わるのが関の山です。
確かに賛同者は増えてきていますが、それだけではダメなんです。
自分たちで政治の世界に飛び込んで法律を変えないとダメなんです。
そもそも普段の政治に対しても真面目に取り組む姿勢が感じられない国民性なのですから、その状況を変えることから始めないと先には進みません。普段から真面目に政治と接している他国でさえ彼らの存在を認め法律を変えるのに多くの涙と汗と血が流されてきたのです。完全なる“茨の道”を歩んで漸く実現してきた訳なんです。
それすら経ずに他国がこうだから日本もだなんて考えが通用する訳がありません。況してや日本は灰色な態度が基本な特殊な国民性なんですから。
たとえ彼らの存在が認められたとしても、そこで満足していては単なる勢いですから簡単に引っ繰り返されてしまいます。きちんと法律に刻み込まなければ、その時に実権を握る世代に簡単に反故にされてしまいます。そうされない様に永遠に政治の世界に足を踏み入れないとならないのです。
彼らが暮らし辛いことは誠に不幸だと思います。然し乍ら、きちんと茨の道を歩んで切り拓くしか術はないのです。