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斯く語りき

思ったこと、感じたことを書いています。

こうした状況下にあることも変えないと

2019-02-13 04:00:00 | 社会部

"女性専用車両に乗らない女性"の切ない心

確かに痴漢は卑劣な行為ですが、そもそも女性専用車両は鉄道会社からの“精一杯のサービス”であって、その上で痴漢が減らないからといって鉄道会社に文句を言っても仕方がありません。どうして混雑する電車になってしまうのか、どうして同じ時間帯に始まる会社に勤めざるを得ないのかという点をも考え変えていかなければ根本的な解決には至りません。

また、昨今は連日の様に人身事故があり、それがない日を数える方が困難な時代です。この事柄を捉えてみても、どうしてそうなってしまうのかという原因を探り変えていく努力をしなければ何も変わりません。鉄道会社に遅延の文句を言っても鉄道会社だって精一杯のサービスをしています。況してや突発的な事故なんて予測できませんし、そんな中でも運行の為に精一杯の努力をしているのですから文句を言われる筋合いもない筈です。

このブログ記事の中で度々触れていますが、国民の生活の根幹を握っているのは政治なんです。その政治が齎す現実がコレなんです。

誰がやっても政治は変わらないという理由が国政選挙の50%そこそこ、自治体での選挙の30%そこそこという投票率の数字として表れているのですが、それでも選挙で選ばれた人たちが国民の生活の根幹を握ってしまうんです。そこから考えれば今日の有様も有無を言わず受け入れるしかないんです。文句を言ってはダメなんです。それが民主主義なんですから。

それが嫌ならば政治を変えるしか術はありません。当然のことながら相当な時間が必要になります。たとえ勢いで変えたとしても烏合の衆になるので簡単に元の木阿弥になります。一つ一つを皆で議論し時間をかけて変えていくしかありません。同じ民主主義の他国は殆ど其れの繰り返しです