この事件が起きたのが1961年ですから私が生まれる6年も前だったんです。既に59年もの歳月を経ながら、未だに事件の真相が明らかにならないどころか奥西勝氏(元死刑囚・故人)の冤罪の可能性も明らかにされていない現実に日本の司法制度の歪みを感じざるを得ません。#ニュースOne #名張毒ぶどう酒事件#奥西勝 #再審請求 #瓶の封緘紙 https://t.co/kDhSztUYxz
— 東海テレビ「ニュースOne」 (@tokai_newsone) October 28, 2020
裁判の行く末を見ることなく病気で獄中死した奥西氏の意志を継いだ妹さんも90歳になり、一日も早く事件の真相と兄の無実を明らかにするべきだと強く思います。
そもそも死刑が確定してから執行されるまでが異様に長く、結果的に獄中死となったのは司法や歴代の法務大臣が【時間切れ引き分け】を狙ったとしか思えず、後々厄介なことに巻き込まれるのを嫌う動機で一人の国民の人生を弄んだ訳です。これが法治国家としての正しいスタンスでしょうか。
厄介にならない為には捜査をやり直して真犯人を捕まえるしか術はないのに、それをもしなかったのは判決を出した諸先輩のメンツを潰したくなかったというのが日本の司法制度の根底に流れていて、それが異様に裁判を長引かせてきた訳です。
そりゃ、裁くのも裁かれるのも人間ですから間違いはあります。然し乍ら、そこに早く気が付いて軌道修正をすれば互いの人生をも無駄な時間稼ぎと無意味な時間浪費に充てなくて済むんです。きちんと謝罪して軌道修正すれば時間は要しても信頼を回復させることができるんです。それなのに謝罪も軌道修正もしてこなかったのは、この国の基本が上げ底で、上手く取り繕っている様に粉飾しているからこそでしょう。これで何処が先進国なんですかね。
おそらく平成世代が時代の中枢に就いた段階で隠されてきた昭和時代の暗部が明らかになると思っています。勿論、そうはさせまいと隠滅を図る可能性はありますが、早いうちから彼らが実権を握れば最小限に抑えることは可能な筈です。だからこそ若い世代は昭和世代の横暴を許さない様に政治に強い関心を持ち、選挙にも積極的に参加・投票をするべきなんです✊。