東京の歯科医 歯周病治療ブログ ~歯を抜いてインプラントにしないために~ 福嶋広

歯槽膿漏で歯茎の腫れがあるかたの歯周病治療は、歯ブラシだけでは治りません。東京の神田で再生治療

若いころに入れた前歯のセラミックが古くなって歯茎が下がってしまって、息が漏れたり、歯茎が黒くなったりしていませんか?

2024年08月21日 | 歯周病

前歯にセラミックの歯を入れた方の中には、10年ほど経つとセラミックに問題が無くても歯茎が下がってしまったりして息が漏れたり、歯の根っこが黒く見えて見た目に悪くなってしまったりしてきます。

セラミックを再治療するにも歯茎が下がってしまっていますので、露出した根っこをおおうセラミックを作ると歯が長くなってしまいます。

たとえば、下のお写真のようなケースでは、セラミックの上の部分が歯の根っこになりますが、歯茎の外に露出しております。このまま歯茎と歯の根っこの境まで歯を削ってセラミックを作成すると、通常よりかなり長い歯になってしまいます。もともと歯の長めな場合は、特に長くて目立つようになってしまうのでお勧めはできません。

そんな時にお勧めなのが、歯茎の再生治療を併用した審美歯科治療です。

歯茎の再生治療で、歯茎の位置を元に戻したうえで、審美歯科治療をすることで、歯の長さを小さくすることができ、また、将来的に歯茎が下がることを予防することができます。

以下の写真が歯茎の再生治療と前歯4本のオールセラミックブリッジで治療した結果になります。

歯茎の位置が回復し、また厚みが増した丈夫な歯茎ができています。また、オールセラミックのブリッジも元のセラミックより小さく作ることができました。

歯茎の再生治療の注意
お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面前歯6本の再生治療を行っております。また、合わせてオールセラミックブリッジ4本の再治療を行なっております。
 歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。
歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療15万4千円(税込)オールセラミック治療44万円(税込)かかりました。
また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません
 
無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上
0120-25-1839

 


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