川
今週のお題は「七夕」。七夕といえば「天の川」を挟んで「織姫」と「彦星」の切ない恋の物語があります。
しかし今もう一つ「川」があります。
「大気の川」です。膨大な量の水蒸気が上空を川のように流れる現象です。
西日本豪雨で土石流の被害を受けた広島県坂町小屋浦に100年以上前の明治40(1907)年、土砂が流れ狂うように流れて一瞬にして44人が亡くなったと書かれた「石碑」が立っています。
同じ場所で災害が繰り返し起きるのは「地形」が大きく関係しています。洪水は「流域」という大地の凹凸で起きる。近くの川や尾根、低地など地形を確かめ、雨水がどう集まるかという流域地図を知っておくことだ。
石碑を調べると、その土地にどんな危険が隠れているかが分かります。地図を作る国土地理院は、石碑の存在をもっと知ってもらう為にホームページに中国地方で186ヶ所(2023年6月現在)公開しています。これからまだまだ増える見通しです。
非難袋とともに備えておこう。
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