「本塁一塁間の後半を走るに際して、打者がスリーフットラインの外側(向かって右側)またはファールラインの内側(向かって左側)を走って、一塁への送球を捕らえようとする野手の動作を妨げたと審判が認めた場合、打者はアウトになる」
バッターは走りだす際にファールラインの内側(フェアゾーン)を走ってもいいが、後半の走路はファールラインの外側(ファールゾーン)を走らなければなりません。
そのために「ここを走りなさいよ」というラインが引いてあるのです。
先日の日本シリーズ第五戦。阪神タイガースが0-1で迎えた9回表、私の中ではMVP級の盛り上がり・見せ場を作ったサファテ選手の乱調で1アウト満塁としましたが、西岡選手のファーストゴロで本塁封殺後、一塁送球が西岡選手の左手に当たってボールが逸れました。
しかし、西岡選手がラインの内側を走って送球を邪魔したとみなされ(球審は「両足とも(ラインの)内側を走っていた。片足でも駄目。明らかに守備を邪魔しようとしていた」)、守備妨害でアウトになり、おおっと思ってるうちにあっけない幕切れを迎えました。
西岡選手は「左打者は打ったら(ラインの)内側に入るから。故意でできるわけがない」と言っていますが。
うーん、どうなのでしょう。
今まで何百試合と出場しているのですが、すべてがその走塁ラインではないと思えるのですが。
しかも、この動画の指摘どおり、最初はファールラインの外側(ファールゾーン)を走っています。
そもそも、左バッターですから、打ったらラインの外側に入るでしょうし。
でも、真相は藪の中です。
と、下書きしていましたが、翌々日のニュースでは・・・
学童でも中学でも時々一塁までのスリーフットラインを無視して走っている姿を見ます。
それは多分知らないから(中学生ではあり得ないかな)なのでしょうけど、これを契機に覚えておいた方が良いかも知れませんよね。
知らないでは済まされないのがルールです。
でも、故意にやっとなれば・・・ねぇ。