2024年10月26日にドラフト会議が行われました。
1位指名は「入札抽選」で、12球団が1位に指名選手を発表。重複した球団同士で「くじ引き」が行われ、当たりを引いた球団が交渉権を獲得するという仕組み。
今年は明治大・宗山塁選手に5球団、関西大・金丸夢斗選手に4球団と1位指名の入札が集中。青山学院大・西川史礁選手に2球団で、単独指名となったのは1球団のみという状況。
どこの球団がどの選手を指名するのかは、ドラフト会議でのファンのたのしみ。そして、1位指名が重複したときのくじ引きはドラフト会議での1大イベントでもあります。
そこで、各球団のくじ引きでの当たり確率をまとめてみました。
■全体(再、再々抽選含む)
東北楽天ゴールデンイーグルス:競合24回12勝12敗 / 確率.500
千葉ロッテマリーンズ:競合36回17勝19敗 / 確率.472
埼玉西武ライオンズ:競合28回12勝16敗 / 確率.429
東京ヤクルトスワローズ:競合41回17勝24敗 / 確率.414
中日ドラゴンズ:競合31回11勝20敗 / 確率.355
北海道日本ハムファイターズ:競合43回13勝30敗 / 確率.302
横浜DeNAベイスターズ:競合35回10勝25敗 / 確率.286
広島東洋カープ:競合40回11勝29敗 / 確率.275
阪神タイガース:競合36回10勝26敗 / 確率.278
読売ジャイアンツ:競合36回10勝26敗 / 確率.278
福岡ソフトバンクホークス:競合38回10勝28敗 / 確率.263
オリックス・バファローズ:競合36回7勝29敗 / 確率.194
■1回目のみ
東北楽天ゴールデンイーグルス:競合19回9勝10敗 / 確率.474
埼玉西武ライオンズ:競合24回10勝14敗 / 確率.417
千葉ロッテマリーンズ:競合27回11勝16敗 / 確率.407
東京ヤクルトスワローズ:競合33回13勝20敗 / 確率.394
中日ドラゴンズ:競合27回9勝18敗 / 確率.333
広島東洋カープ:競合28回9勝19敗 / 確率.321
北海道日本ハムファイターズ:競合34回10勝14敗 / 確率.294
福岡ソフトバンクホークス:競合31回8勝23敗 / 確率.258
阪神タイガース:競合28回7勝21敗 / 確率.250
読売ジャイアンツ:競合29回7勝22敗 / 確率.241
横浜DeNAベイスターズ:競合30回7勝23敗 / 確率.233
オリックス・バファローズ:競合30回6勝24敗 / 確率.200
■2014年以降の1回目
中日ドラゴンズ:競合8回4勝4敗 / 確率.500
千葉ロッテマリーンズ:競合9回4勝5敗 / 確率.444
東北楽天ゴールデンイーグルス:競合9回4勝5敗 / 確率.444
広島東洋カープ:競合7回3勝4敗 / 確率.429
埼玉西武ライオンズ:競合6回2勝4敗 / 確率.333
横浜DeNAベイスターズ:競合6回2勝4敗 / 確率.333
福岡ソフトバンクホークス:競合8回2勝6敗 / 確率.250
北海道日本ハムファイターズ:競合8回2勝6敗 / 確率.250
阪神タイガース:競合9回2勝7敗 / 確率.222
読売ジャイアンツ:競合9回2勝7敗 / 確率.222
オリックス・バファローズ:競合5回1勝4敗 / 確率.200
東京ヤクルトスワローズ:競合8回1勝7敗 / 確率.125
安定してくじ運の強いのは、イーグルス、マリーンズ、ドラゴンズと言ったところでしょうか。
だいたい、くじを引くのは監督が多いのですが、監督交代の多いイーグルスが案外くじ運強し。なんでしょうね。個人のくじ運だけということではなさそう。
スワローズは全体的にはくじ運は悪くない方ですが、2014年以降は惨敗状態。そのためか、近年は競合回避という感じで、今年も単独指名に成功。
さて、くじを引く順番で当たりを引く確率は変わるかどうか。
たとえば、A球団、B球団、C球団の3球団が競合した場合。
最初にA球団がくじを引くとき、当たりを引く確率は3枚のうち1枚の当たりですから1/3。次のB球団が当たりを引く確率は残りの2枚のうち1枚が当たりですから1/2。
ただし、この1/2はA球団が当たりを引いたときのことを考えていませんので、B球団が当たりを引く確率というのは、A球団がはずれてそのあとのB球団が当たりを引く確率。A球団がはずれを引く確率は2/3ですから、ここに先ほどの1/2をかけたものになりますので、2/3×1/2=1/3。
最後にC球団が当たりを引く確率。C球団が当たりを引く確率はA球団とB球団がはずれる確率ですから、A球団がはずれを引く確率2/3、さらにB球団もはずれを引く確率1/2ですので、2/3×1/2=1/3。
つまり、A球団、B球団、C球団は同じ確率。
今年は関西大・金丸夢斗選手のくじ引きのときに、最初にくじを引いたのはドラゴンズ。残りの3球団は外れくじしか残っていない状況。
やっぱり、気分的には絶対に当たりが残っているときに引きたいものですけどね。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
1位指名は「入札抽選」で、12球団が1位に指名選手を発表。重複した球団同士で「くじ引き」が行われ、当たりを引いた球団が交渉権を獲得するという仕組み。
今年は明治大・宗山塁選手に5球団、関西大・金丸夢斗選手に4球団と1位指名の入札が集中。青山学院大・西川史礁選手に2球団で、単独指名となったのは1球団のみという状況。
どこの球団がどの選手を指名するのかは、ドラフト会議でのファンのたのしみ。そして、1位指名が重複したときのくじ引きはドラフト会議での1大イベントでもあります。
そこで、各球団のくじ引きでの当たり確率をまとめてみました。
■全体(再、再々抽選含む)
東北楽天ゴールデンイーグルス:競合24回12勝12敗 / 確率.500
千葉ロッテマリーンズ:競合36回17勝19敗 / 確率.472
埼玉西武ライオンズ:競合28回12勝16敗 / 確率.429
東京ヤクルトスワローズ:競合41回17勝24敗 / 確率.414
中日ドラゴンズ:競合31回11勝20敗 / 確率.355
北海道日本ハムファイターズ:競合43回13勝30敗 / 確率.302
横浜DeNAベイスターズ:競合35回10勝25敗 / 確率.286
広島東洋カープ:競合40回11勝29敗 / 確率.275
阪神タイガース:競合36回10勝26敗 / 確率.278
読売ジャイアンツ:競合36回10勝26敗 / 確率.278
福岡ソフトバンクホークス:競合38回10勝28敗 / 確率.263
オリックス・バファローズ:競合36回7勝29敗 / 確率.194
■1回目のみ
東北楽天ゴールデンイーグルス:競合19回9勝10敗 / 確率.474
埼玉西武ライオンズ:競合24回10勝14敗 / 確率.417
千葉ロッテマリーンズ:競合27回11勝16敗 / 確率.407
東京ヤクルトスワローズ:競合33回13勝20敗 / 確率.394
中日ドラゴンズ:競合27回9勝18敗 / 確率.333
広島東洋カープ:競合28回9勝19敗 / 確率.321
北海道日本ハムファイターズ:競合34回10勝14敗 / 確率.294
福岡ソフトバンクホークス:競合31回8勝23敗 / 確率.258
阪神タイガース:競合28回7勝21敗 / 確率.250
読売ジャイアンツ:競合29回7勝22敗 / 確率.241
横浜DeNAベイスターズ:競合30回7勝23敗 / 確率.233
オリックス・バファローズ:競合30回6勝24敗 / 確率.200
■2014年以降の1回目
中日ドラゴンズ:競合8回4勝4敗 / 確率.500
千葉ロッテマリーンズ:競合9回4勝5敗 / 確率.444
東北楽天ゴールデンイーグルス:競合9回4勝5敗 / 確率.444
広島東洋カープ:競合7回3勝4敗 / 確率.429
埼玉西武ライオンズ:競合6回2勝4敗 / 確率.333
横浜DeNAベイスターズ:競合6回2勝4敗 / 確率.333
福岡ソフトバンクホークス:競合8回2勝6敗 / 確率.250
北海道日本ハムファイターズ:競合8回2勝6敗 / 確率.250
阪神タイガース:競合9回2勝7敗 / 確率.222
読売ジャイアンツ:競合9回2勝7敗 / 確率.222
オリックス・バファローズ:競合5回1勝4敗 / 確率.200
東京ヤクルトスワローズ:競合8回1勝7敗 / 確率.125
安定してくじ運の強いのは、イーグルス、マリーンズ、ドラゴンズと言ったところでしょうか。
だいたい、くじを引くのは監督が多いのですが、監督交代の多いイーグルスが案外くじ運強し。なんでしょうね。個人のくじ運だけということではなさそう。
スワローズは全体的にはくじ運は悪くない方ですが、2014年以降は惨敗状態。そのためか、近年は競合回避という感じで、今年も単独指名に成功。
さて、くじを引く順番で当たりを引く確率は変わるかどうか。
たとえば、A球団、B球団、C球団の3球団が競合した場合。
最初にA球団がくじを引くとき、当たりを引く確率は3枚のうち1枚の当たりですから1/3。次のB球団が当たりを引く確率は残りの2枚のうち1枚が当たりですから1/2。
ただし、この1/2はA球団が当たりを引いたときのことを考えていませんので、B球団が当たりを引く確率というのは、A球団がはずれてそのあとのB球団が当たりを引く確率。A球団がはずれを引く確率は2/3ですから、ここに先ほどの1/2をかけたものになりますので、2/3×1/2=1/3。
最後にC球団が当たりを引く確率。C球団が当たりを引く確率はA球団とB球団がはずれる確率ですから、A球団がはずれを引く確率2/3、さらにB球団もはずれを引く確率1/2ですので、2/3×1/2=1/3。
つまり、A球団、B球団、C球団は同じ確率。
今年は関西大・金丸夢斗選手のくじ引きのときに、最初にくじを引いたのはドラゴンズ。残りの3球団は外れくじしか残っていない状況。
やっぱり、気分的には絶対に当たりが残っているときに引きたいものですけどね。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
今日という日がみなさまにとって、よい一日になりますように。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。