日本国内で「ソレ(S.O.R.E)」に感染した方は2023年5月9日時点で33803572人。5月8日以降は全数調査が行われていないため正確な数字はわかっていませんが、最近の状況を見てみてもこれ以上であることは現実でしょうね。
数字的には約4人に1人は感染。これは東京都文京にある水道橋ドームを本拠地にしているプロ野球団のチーム打率とほぼ同じ数字にあります。まあ、そう考えると決して高い数字ではありませんが、「ソレ」の方は安心材料となる数字ではありません。
さて、「ソレ」から回復したあともさまざまな体調不良に悩む人も多く、「後遺症」と考えられています。この後遺症は英語で「ロング コビッド」とも呼ばれ、感染した人なら誰でも発症する可能性があるそうです。
数字的には約4人に1人は感染。これは東京都文京にある水道橋ドームを本拠地にしているプロ野球団のチーム打率とほぼ同じ数字にあります。まあ、そう考えると決して高い数字ではありませんが、「ソレ」の方は安心材料となる数字ではありません。
さて、「ソレ」から回復したあともさまざまな体調不良に悩む人も多く、「後遺症」と考えられています。この後遺症は英語で「ロング コビッド」とも呼ばれ、感染した人なら誰でも発症する可能性があるそうです。
一難去って、また一難とはこのことです。
世界保健機関(WHO)は「発症から通常3ヶ月間以内にでて、少なくとも2ヶ月以上続く、ほかの病気の症状としては説明がつかない症状」を対象としています。特に重症化、ワクチン未接種、複数回感染した方はリスクが高くなるそうで症状は数ヶ月あるいは数年続くこともあるそうです。
いやいやいや恐ろしいことですが、何ごとも正しく理解しておくことは大事なことだと考えます。
主な症状としては、「けん怠感」「息切れ」、そしてよく言われるのが「嗅覚」「味覚」の障害などがあるとされています。
高知大を中心とした厚生労働省の研究班は2021年9月までの約1年間に入院した中等症以上の全国約1000人を対象に、問診や患者へのアンケートでどのような症状がでているか3ヶ月ごとに調べた結果、次のとおりだったそうです。
筋力の低下:約50%
呼吸困難:約30%
けん怠感:約25%
睡眠障害:約20%
思考力の低下、筋肉痛、せき:約18%
複数の症状がでていた方もいます。
1年後では
睡眠障害:約10.1%
筋力低下:約9.3%
呼吸困難:約6.0%
思考力低下:約5.3%
せき:約5.0%
けん怠感:約4.9%
筋肉痛:約4.6%
何らかの症状を訴えた方は1年後でも全体の約13.6%だったそうです。
また、慶応大を中心とする厚生労働省の研究班では、で軽症だった患者から重症になった患者までの約1000人を対象に、診断から1年間にどの程度、後遺症がみられたかアンケートで調べた結果は次のとおりでした。
けん怠感:約12.8%
呼吸困難:約8.6%
筋力の低下と集中力の低下:約7.5%
記憶障害:約7.2%
睡眠障害:約7.0%
関節痛:約6.4%
筋肉痛:約5.5%
嗅覚障害:約5.4%
たん:約5.2%
脱毛:約5.1%
頭痛:約5.0%
味覚障害:約4.7%
せき:約が4.6%
手足のしびれ:約3.9%
眼科症状:約3.6%
何らかの症状を訴えた方は全体の約33%だったとしています。
なお、2つの研究班は研究の手法が違い、高知大の研究班は患者へのアンケートと医師の問診など、慶応大の研究班は患者のアンケートに基づいていることから、症状の頻度に差が出ているとみられています。また、感染していない方との比較などは行っていないため、個別の症状が後遺症なのかどうかは断定できないとしています。
現時点では回復したのに症状が長く続くはっきりとした原因はわかっておらず、対症療法で対応するしかないそうで米国イエール大では4つの仮説が有力だとしています。
■せきや熱といった初期の症状がおさまっても、残ったウイルスやその断片が長期にわたって炎症を起こしている
■本来、身体を守るはずの免疫が自分の体を攻撃している
■感染によってダメージを受けた臓器の修復が長引いている
■ヘルペスウイルスなど、以前から体内に存在していたウイルスが再活性化している
これらの要素が組み合わさって、さまざまな症状が引き起こされていると考えられるということです。
岩崎教授はこうした症状が出るのは、コロナで重症化した人に限らないことを懸念しています。
米国では長期にわたって症状を訴えた方の約75%が入院治療を受けていない方で、無症状や軽症でも後遺症になるリスクがあると考えられています。
うーん、私は入院治療していませんので・・・。
ちなみに私の場合、「大丈夫ですか?」と聞かれますと、「大丈夫か、大丈夫じゃないかって言われたら大丈夫じゃないです」から。
いまの時点では明らかな後遺症はまだでていませんが、1週間で約3~4kgは体重が減りました・・・。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
世界保健機関(WHO)は「発症から通常3ヶ月間以内にでて、少なくとも2ヶ月以上続く、ほかの病気の症状としては説明がつかない症状」を対象としています。特に重症化、ワクチン未接種、複数回感染した方はリスクが高くなるそうで症状は数ヶ月あるいは数年続くこともあるそうです。
いやいやいや恐ろしいことですが、何ごとも正しく理解しておくことは大事なことだと考えます。
主な症状としては、「けん怠感」「息切れ」、そしてよく言われるのが「嗅覚」「味覚」の障害などがあるとされています。
高知大を中心とした厚生労働省の研究班は2021年9月までの約1年間に入院した中等症以上の全国約1000人を対象に、問診や患者へのアンケートでどのような症状がでているか3ヶ月ごとに調べた結果、次のとおりだったそうです。
筋力の低下:約50%
呼吸困難:約30%
けん怠感:約25%
睡眠障害:約20%
思考力の低下、筋肉痛、せき:約18%
複数の症状がでていた方もいます。
1年後では
睡眠障害:約10.1%
筋力低下:約9.3%
呼吸困難:約6.0%
思考力低下:約5.3%
せき:約5.0%
けん怠感:約4.9%
筋肉痛:約4.6%
何らかの症状を訴えた方は1年後でも全体の約13.6%だったそうです。
また、慶応大を中心とする厚生労働省の研究班では、で軽症だった患者から重症になった患者までの約1000人を対象に、診断から1年間にどの程度、後遺症がみられたかアンケートで調べた結果は次のとおりでした。
けん怠感:約12.8%
呼吸困難:約8.6%
筋力の低下と集中力の低下:約7.5%
記憶障害:約7.2%
睡眠障害:約7.0%
関節痛:約6.4%
筋肉痛:約5.5%
嗅覚障害:約5.4%
たん:約5.2%
脱毛:約5.1%
頭痛:約5.0%
味覚障害:約4.7%
せき:約が4.6%
手足のしびれ:約3.9%
眼科症状:約3.6%
何らかの症状を訴えた方は全体の約33%だったとしています。
なお、2つの研究班は研究の手法が違い、高知大の研究班は患者へのアンケートと医師の問診など、慶応大の研究班は患者のアンケートに基づいていることから、症状の頻度に差が出ているとみられています。また、感染していない方との比較などは行っていないため、個別の症状が後遺症なのかどうかは断定できないとしています。
現時点では回復したのに症状が長く続くはっきりとした原因はわかっておらず、対症療法で対応するしかないそうで米国イエール大では4つの仮説が有力だとしています。
■せきや熱といった初期の症状がおさまっても、残ったウイルスやその断片が長期にわたって炎症を起こしている
■本来、身体を守るはずの免疫が自分の体を攻撃している
■感染によってダメージを受けた臓器の修復が長引いている
■ヘルペスウイルスなど、以前から体内に存在していたウイルスが再活性化している
これらの要素が組み合わさって、さまざまな症状が引き起こされていると考えられるということです。
岩崎教授はこうした症状が出るのは、コロナで重症化した人に限らないことを懸念しています。
米国では長期にわたって症状を訴えた方の約75%が入院治療を受けていない方で、無症状や軽症でも後遺症になるリスクがあると考えられています。
うーん、私は入院治療していませんので・・・。
ちなみに私の場合、「大丈夫ですか?」と聞かれますと、「大丈夫か、大丈夫じゃないかって言われたら大丈夫じゃないです」から。
いまの時点では明らかな後遺症はまだでていませんが、1週間で約3~4kgは体重が減りました・・・。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。