「ソレ(S.O.R.E)」が5類に分類されるまえに療養中に「パルスオキシメーター」で酸素飽和度を測定することが大事だという話題がありました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「パルスオキシメーター」とは指にはさむ機械を使って、身体の血液の酸素飽和度を測定することができるのもで、早い話が「空気中から酸素を身体のなかに取り込めているかどうか」を見るものです。
血液のなかには酸素を運搬してくれる「赤血球」という「はたらく細胞」がいるのですが、赤血球の中にある「ヘモグロビン」というタンパク質が酸素と結合することが重要です。そのヘモグロビンの何%が酸素と仲良くしているのかを見るのが「酸素飽和度」というものです。
指に機械を挟んだだけで簡単に測定できるというのはすごい技術だと思います。細かい原理はともかく、爪の下にある毛細血管の色の変化などをみているそうです。改めてすごい技術だと思います。
この酸素飽和度は、日本呼吸器学会では96~99%が正常値とされており、100%になる場合は「過呼吸」などで呼吸数が早くなった場合などでしか測定されないらしいですが、正常値を上回ったから下回ったからすぐに異常だということではなく、運動したあとやマスクを装着しているときなどは低くでることもあるそうです。
さて、そうは言っても「ソレ」の中等症Iの基準として「酸素飽和度96%未満」とされていますが、肺炎などを発症していて呼吸困難が強いかどうか、といったほうが重要なことになるそうです。
ただ、どんな理由であったとしてもお医者さんが容認できないラインは90%だそうです。90%以下になってくると「呼吸不全」と医学的には呼ばれます。90%以下になってからは対応が遅いということで93%未満の時点で中等症IIとして対応する必要があるそうです。
でも、「ソレ」のなかで肺炎が悪化しても息苦しさを感じないことがあるそうで、これが「しあわせな低酸素症(ハッピー・ハイポキシア)」と呼ばれる症状なのだそうです。
「しあわせ」だから「いい方」ということではなく、気づかないうちに血液中の酸素の状態が悪化して重症化してしまうという「アンハッピー」な状態なのです。厚生労働省の診療の手引きでも、悪化しても呼吸困難を訴えないこともあるとして注意を促しているものです。
さてさて私も多少の息切れを感じましたのでパルスオキシメーターは持っていませんが、スマートウオッチ(G-SHOOK)で「BLOOD OXYGEN(血中酸素濃度)」で参考に測定してみましたところ・・・
「!」
なんと測定不能だったのです。測定ミスだと思い、何回か繰り返して測定してみたのですが、このときはすべて測定不能でした。
「どういうことですねん」
ただ、いま、こうしてブログ記事を書いているということは生きている証拠ですから、ご心配なさらずに。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「パルスオキシメーター」とは指にはさむ機械を使って、身体の血液の酸素飽和度を測定することができるのもで、早い話が「空気中から酸素を身体のなかに取り込めているかどうか」を見るものです。
血液のなかには酸素を運搬してくれる「赤血球」という「はたらく細胞」がいるのですが、赤血球の中にある「ヘモグロビン」というタンパク質が酸素と結合することが重要です。そのヘモグロビンの何%が酸素と仲良くしているのかを見るのが「酸素飽和度」というものです。
指に機械を挟んだだけで簡単に測定できるというのはすごい技術だと思います。細かい原理はともかく、爪の下にある毛細血管の色の変化などをみているそうです。改めてすごい技術だと思います。
この酸素飽和度は、日本呼吸器学会では96~99%が正常値とされており、100%になる場合は「過呼吸」などで呼吸数が早くなった場合などでしか測定されないらしいですが、正常値を上回ったから下回ったからすぐに異常だということではなく、運動したあとやマスクを装着しているときなどは低くでることもあるそうです。
さて、そうは言っても「ソレ」の中等症Iの基準として「酸素飽和度96%未満」とされていますが、肺炎などを発症していて呼吸困難が強いかどうか、といったほうが重要なことになるそうです。
ただ、どんな理由であったとしてもお医者さんが容認できないラインは90%だそうです。90%以下になってくると「呼吸不全」と医学的には呼ばれます。90%以下になってからは対応が遅いということで93%未満の時点で中等症IIとして対応する必要があるそうです。
でも、「ソレ」のなかで肺炎が悪化しても息苦しさを感じないことがあるそうで、これが「しあわせな低酸素症(ハッピー・ハイポキシア)」と呼ばれる症状なのだそうです。
「しあわせ」だから「いい方」ということではなく、気づかないうちに血液中の酸素の状態が悪化して重症化してしまうという「アンハッピー」な状態なのです。厚生労働省の診療の手引きでも、悪化しても呼吸困難を訴えないこともあるとして注意を促しているものです。
さてさて私も多少の息切れを感じましたのでパルスオキシメーターは持っていませんが、スマートウオッチ(G-SHOOK)で「BLOOD OXYGEN(血中酸素濃度)」で参考に測定してみましたところ・・・
「!」
なんと測定不能だったのです。測定ミスだと思い、何回か繰り返して測定してみたのですが、このときはすべて測定不能でした。
「どういうことですねん」
ただ、いま、こうしてブログ記事を書いているということは生きている証拠ですから、ご心配なさらずに。
本日も、拙文最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日という日が昨日よりも特別ないい日でありますようにお祈りいたしております。
また、明日、ここで、お会いしましょう。それではごめんください。