野球小僧

天国に一番近い場所

世界に数多くある死ぬまでには見てみたい絶景スポットの中の一つがウユニ塩湖です。私はTVでその美しさを観て「惚れてまうやろ~」となりました。
一面真っ白な塩が広がる光景も美しいのですが、雨季の時期にある条件が整ったときにだけ見ることができる「天空の鏡」の絶景がとにかく素晴らしいのです。

とにかく凄い景色です。


そして、現在ツイッター上で、このウユニ湖に負けないくらいの海岸の写真が話題になっています。著作権の関係で直接お見せできませんが、グーグル先生で「TRIL ON(トレイルオン)」で検索してみてください。素晴らしい写真が見られます。

澄みきった青空の下、空が綺麗に反射している海面や砂浜の上をマウンテンバイクで走る姿。まるでウユニ塩湖のようです。でも、鳥取砂丘なのです。
このウユニ湖のように撮れる場所については、鳥取砂丘海岸のどこかにあり、地元の人なら何気なくとおっている場所なのだそうです。そして、海水浴をする人もいる場所になっているそうです。ただ、ウユニ塩湖のように綺麗に撮れるのは春か秋頃だそうです。

この鳥取砂丘。ニューヨーク・タイムズ紙が雄大なサハラ砂漠に例えるほか、ナショナルジオグラフィック誌もまるでアラビアンナイトの世界と表現するなど好評です。東西16kmに渡る砂丘は、一般に立入りが許可されたものとしては日本最大で、(鳥取には無縁な)都会的なビルの並ぶ日本のイメージをいい意味で裏切っているようです。砂漠といえばアフリカのサハラ砂漠が有名ですが、鳥取砂丘は乾燥地帯でもなく暑くもない地域の砂丘は珍しく、周囲の豊かな自然の中、忽然と現れる不毛の大地が驚きを呼んでいます。カナダのモンテクリスト誌は、「まるで物理的にカットアンドペーストの操作をして、緑の繁る沿岸に四角い砂漠をポンと置いたかのよう」と表現しています。

この自然に生まれた鳥取砂丘は千代川(せんだいがわ)が運ぶ砂が強い沿岸流で押し戻され、さらに強風で陸側へと運ばれ砂丘が形成されたものです。数千年も前にこうして砂が堆積したものです。

砂丘ではパラグライダー、砂丘登り、サンドボーディングやラクダと馬車の試乗など、多くのアクティビティを楽しむことができる、魅力いっぱいなのですが、いかんせん、鳥取県の観光魅力度は47都道府県中43位といまいちなのです。理由はアクセスに難があるとのことです。

ただし、鳥取県はなぜか国内よりも国際的な知名度を上げる取り組みに熱心であり、砂丘に隣接する「砂の美術館」では毎年海外からアーティストを招き、砂の彫像を製作・展示しており、今年は19ヶ国からサンドアーティストが参加しました。米旅行誌「コンデナスト・トラベラー」も日本の魅力は東京と京都だけではないと断言して、さらに日本は安全で接客態度も非常に良いことから、海外からのリピーターが多く、有名どころを一とおり見た2度目以降の訪日客にとって、砂丘は必見のスポットとなるかもしれないとのことです。

そして、海外メディアは今のうちに訪れるべき必見の場所としてプッシュしています。

実は、鳥取砂丘は過去50年間で約40メートル後退しており、周囲の植物が砂丘側に成長してきているようです。コンデナスト・トラベラー誌は、今のうちにぜひ見ておくよう勧めているくらいです。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ボランティアによる除草作業のほか、海底から砂を運び戻すなど、懸命な保全活動が行われているとのことです。

近い将来、鳥取砂丘が消滅可能都市・鳥取県とともに消滅してしまうことは悲しいことです。

人間がつけた無数の足跡は、幾多の満天の星空の下、夜の間に風が綺麗に洗い流し、新しい一日が始まるころには、綺麗さっぱりと美しく荘厳な砂丘が再び姿を現します。

天国に一番近い場所。この自然の営みが永遠に続くように願うものです。
そして、天国に一番近い人にならないうちに、訪れたいと願うものです。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。
鳥取県活性化省からの年一アピールです。

世界には多くの砂漠がありますが、気象変動などにより、現在これらの砂漠を中心に世界中の各地域で砂漠化が深刻化しています。逆に鳥取砂丘(砂漠?)は小さくなっていく・・・

定年となった暁には、ウユニ塩湖、鳥取砂丘と上高地の中から一番を決めなければ・・・
eco坊主
おはようございます(*Ü*)ノ"☀

ウユニ塩湖はPC立ち上げた際の背景となって出てきます。
そんなに有名だとは露知らず・・・^^;

ってなわけで鳥取砂丘ですか~~~
PRありがとうございます!!
平井君になりかわりまして御礼申し上げます。
写真のような場所・・・見たことないですわ~
アングルの関係であのように撮れているのでしょうけど。

鳥取砂丘は(鳥取には無縁な)都会的なビルの並ぶ日本のイメージをいい意味で裏切っている・・確かにそのとおり!!!

コンデナスト・トラベラー誌が言うまでもなく是非一度足をお運びください。
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