東海地区大学野球春季岐阜学生リーグは終盤を迎えて、優勝争いが絞られてきました。
第6週第2日 朝日大がタイに
第6週第2日はGW最終日の5月6日に中津川夜明け前球場で2回戦2試合が行われました。
優勝の望みを残す中京学院大は朝日大に0-12の5回コールドで敗れ、1勝1敗のタイとなりました。朝日大は2点3ベースなど3長短打で3点を先取。5回は3ランホームランなど、打者一巡の猛攻で6長短打を集め9得点、先発ピッチャーは4回1安打と好投し、1勝1敗のタイにしました。中京学院大は2、3回にランナーを出しましたが二塁も踏めませんでした。
第3戦で中京学院大が敗れると、中部学院大の2季連続優勝が決まることになります。
岐聖大はノーアウト一・二塁から攻撃を始める延長タイブレークの10回に11点を挙げ、12-2で岐阜大を下し、勝ち点3でリーグを終えました。岐聖大0-1の9回にタイムリー2ベースで同点。延長10回は相手のエラーで勝ち越すと、3ランホームランなど一挙11得点。先発をリリーフした、2番手ピッチャーが5回1失点と好投しました。岐阜大は9回2アウトまで無失点に抑えていた先発ピッチャーを援護できませんでした。
第6週第3日 中京院大、勝ち点3
第6週第3日は、当初5月7日に行われる予定が雨で順延となり、翌8日にKYBスタジアムで3回戦1試合が行われました。
中京学院大は1-2とリードされた7回、相手のエラーで同点。9回に連続ヒットでなどでノーアウト満塁とすると犠牲フライで勝ち越しました。投げては先発のエースが立ち上がりに連続押し出しで2失点したものの、2回以降は要所を締めて、今季5勝目。朝日大は序盤に中京学院大ピッチャーを攻略したものの、再三のチャンス好機に加点できず、小刻みな継投も実りませんでした。結果的に中京学院大が3-2で朝日大に逆転勝ちし、勝ち点を3とし、優勝の行方は最終週に持ち越されました。
最終週第1日の5月12日は午前10時からKYBスタジアムで中部学院大 vs. 朝日大、中京学院大 vs. 岐経大の1回戦2試合が予定されています。中京学院大が1敗した時点で中部学院大の2季連続優勝が決まり、中京学院大が連勝しても中部学院大が勝ち点を得れば優勝が決定します。
何はともあれ、連勝しなければ話になりません。
各大学野球連盟の春季リーグが終われば、全日本大学野球選手権大会になりますが、東海地区大学野球連盟は静岡県、岐阜県、三重県の県リーグの後に春季選手権大会(連盟代表決定戦)が行われ、そこでの優勝校が東海地区大学連盟代表としての出場権を獲得することができます。
目指して欲しい、明治神宮野球場と東京ドーム。