以前から気にはなっていましたが、ネット通販で購入するほどでもないと思っていましたが、近くのホームセンターに寄ったついでにマスクコーナーで販売されていたので、買ってしまいました、「福助の足袋」ならぬ「福助のマスク」です。
レッグ・インナーウエアの福助株式会社の国内工場の生産技術を活かしたストッキング編み機を使用したという、この布マスク。ストッキング製造に使用する原料と技術を採用したもので、縫製を必要としない、すべてが一体となった構造で、伸縮性とやわらかさに優れた生地によって、どこからどう見ても善良な優しい顔をした私の顔の口元を、さらに優しく、そしてしっかりと包み込んでくれます。また、無縫製であることに加えストッキング生地独自の滑らかさで肌あたりが良いのです。
また、筒状の構造になっており、内側にはフィルター、ガーゼやハンカチなどを入れて使うことができます。もちろん、布製ですから、洗濯して繰り返し使用することができます。
そして、なんと、製造工場は「中国(中華人民共和国)」ではなく、「中国地方の鳥取県」なのですよね。パッケージには「病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」と言い残したという言い伝えのある半人半魚の「アマビエ」が描かれています。
2020年6月には、この鳥取工場で生産されたマスク3万枚を「とっとりささえあいマスク」に寄贈したそうです。
コント赤信号のコントにも出てきた、この「福助」ですが、辻本福松さんが1882年に大阪府堺区(現;堺市堺区)にて足袋の製造販売をおこなう「丸福」として創業し、1895年に足袋用のミシンを開発し、足袋の大量生産を開始しました。現在、会社のトレードマークでもある福助人形は、伊勢参りの際に見つけたものだそうです。
その後、福助の名は全国に広がっていき、1930年代から靴下、下着、服飾衣料に進出。しかし、足袋・靴下以外では業績が伸びず、経営改善したのですが、経営難に陥り、2003年6月に倒産し、同年10月に新会社へ、事業、商号、ブランドを含めた営業の一切を譲渡されるなどして、現在に至っています。
メイドイン鳥取といえば、「あごちくわ」「とうふちくわ」「白バラ牛乳」「梨」「大栄スイカ」「砂丘長芋」「長ネギ」「砂丘らっきょ」「カニ」に加え、「福助のマスク」。
コント赤信号のコントでのセリフが変わってくれば、面白いですよね。
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